H3 | アドボールのブログ

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VIN       5GTDN13696 * * * * * * *

年式       2006年 

車種       HUMMER H3

ENGINE L5 3.5L

故障状況    SES 点灯 (サービスエンジンスーン)

      

故障診断        

        スキャナーにて点検 DTCインストアー PCM MISFIRE DETECTED スキャナーコントロールデータ点検

         #3 MISFIRE COUNT → SES点灯の状況です。


         2006年 HUMMER H3 VINの下6桁が 287591未満の車両に関しては

         TSB (テクニカルサービスブリテン)に シリンダーヘッドインテークバルブによるミスファイヤーというトラブルがあり

         ます。


         VIN に 該当する車両が 全て駄目という訳では有りません。


         まずは スパークプラグの点検ですが スパークプラグ脱着時に 同時に点検できるのが エンジン本体

         のコンプレッションの点検です。

         コンプレッションゲージを 取付して エンジン本体が正常かどうかの点検が出来ます。

         又 エンジンロスリークテスターという テスターも有ります。

         今回の場合は ロスリークテスターを使用して シリンダー内の リーク状態の点検をします。 

         結果 #3 29% #4 28% でした。 基準値としては 20%以下ですので エンジン本体不良

         との診断になります。 ロスリークテスターでは リーク音によって 腰下(シリンダーサイド) 腰上(シリンダー

         ヘッドサイド)の 判断が出来ます。

         シリンダーヘッド 脱着して点検した所 インテークバルブ と バルブシート の クリアランス が 大きい状況

         でした。


         対策品のシリンダーヘッドアッセンブリーに交換して 作業完了です。



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