ハイランド讃歌Ⅶ | ODD NUMBERS

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Ⅶダンドネル

勇壮な行進で始まりますがファンファーレとともに速度をプレストに上げ、激しい戦いのシーンが展開されます
描写される戦いは激しく引き裂かれんばかりの激しい曲奏が続きますが終盤一楽章のハイランド・カテドラルが浮かび上がりそして高らかな凱歌となって再現されます
終結部は再び戦いの曲奏に戻りますがかつてこの地で繰り広げられた戦いそのものを否定するかのごとく、積み重なったファンファーレを打ち壊すように唐突に曲は閉じられます

以上でハイランド讃歌に関する解説文上げ終わりました

最終章で語られている戦いとは如何なるものだったのでしょうか

ハイランドの土地を
城を
自然を
花を
剣を
村を
川を
一体どれだけの力でそれは引き裂かれたことでしょう

歴史とは否定してはなりません
何故なら過去は唯一変え得ぬ確定条件であり絶対であり、つまり過去にこそ神はいるのです
歴史は否定してはなりません
その積み重ねの上に今の我々があるのですから

しかし
歴史によって 戦争によって 革命によって打ち壊された数々の記憶を偲ぶことを決して忘れてはなりません

そこに在った情景も記録も面影すら
この世界に残された財産なのですから

いつかそんなネタを書きたい←