奈良に行って来ました!! | おっどあい猫の碧い目紅い目ぶろぐ

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アニメプロデューサー 「古里尚丈」の独白

11月17日日曜に、「ヒューマンアカデミー大阪校」でアニメのセミナーを行いまして、

18・19日に奈良取材しつつ東京に戻ってきました。


月曜は、快晴でしたが、夕方から曇ってきました。

そして、火曜は雨…、ホテルを出た時は晴れていたので、傘を持たずに出たのが大失敗。

春日大社に着いたら、雨が降り始めたので雨宿りしたのですが、雨が弱くなったり強くなったりで、東大寺に行くのを諦めて街に出て傘を買いました。


戻りまして(笑)。

月曜朝、大阪は難波から、JR法隆寺駅に移動しました。

法隆寺は昨年11月にも行ったのですが、その時は雨でしたので、今年は晴れていたので良かったです。

写真撮影日和です。

さらに、嬉しかったのは、秘仏である、夢殿にある仏像で「救世観音」を見ることが出来ました。

ある時期だけ開扉し、「救世観音」が見れるのです。この仏像は、なんとなんと、頭と胸に釘が打ち込まれてい て、頭の後ろの光背は通常は背中から支えるのが普通だが 、びっくりで頭に直接釘で打ち込まれている、とのこと。なぜ、どうしてが消えない「救世観音」なのです。
京大の梅原猛先生は、著書のなかで、この救世観音は藤原家が聖徳太子の祟を鎮めるべく作ったとか、法隆寺は同氏の呪いを封じるための寺だとか書いています。これ、19歳の頃読んでとても興味深い説だと思った次第です。

話が逸れました。


おっどあい猫の碧い目紅い目ぶろぐ-法隆寺 おっどあい猫の碧い目紅い目ぶろぐ-法隆寺の空

おっどあい猫の碧い目紅い目ぶろぐ-法隆寺金堂の龍



とにかく、法隆寺から夢殿、歩いて歩いて写真を撮り、法隆寺から夢殿へ。

さらに中宮寺、聖徳太子のお母さんの穴穂部間人皇后のお寺さん。菩薩半跏像の伝如意輪観音さまの微笑みが待っています。光瀬龍氏の書いた小説、百億の昼と千億の夜の物語が頭によぎりますが、なぜにでしょう。

JR法隆寺に戻り、電車移動して薬師寺、唐招提寺と歩きましたね、少しずつ空が曇ってきましたので、写真の撮る枚数が減ってきました(笑)。

そして、バスで移動しホテルです。

ホテルに荷物を置いて、近鉄奈良駅の方に行きまして、夕ごはんです。

湯葉、豆腐などの定食を食べました。お値段的にちょっと贅沢しました。


火曜日、朝8時半くらいにホテルを出ました。

そう、この時は晴れていたのです。

歩いて春日大社に行ったのですが、着いたくらいから雨がシトシト降ってきました。

とほほ。昨年の真逆です。昨年は、法隆寺が雨で、春日大社と東大寺は晴れたのですが、今年は春日大社と東大寺は雨でした……。


それも、傘をホテルに置いてきたので、心のなかは自分の失敗に対して罵倒していました。

でもって、春日大社から新薬師寺に行きまして、そこで傘を買いました。

近くのうどん屋さんで食べて、タクシーに乗って東大寺へと向かいました。


おっどあい猫の碧い目紅い目ぶろぐ-新薬師寺



東大寺は、相変わらず混んでいました。修学旅行生も多かったです。

昨年は、春日大社からぐるっと歩いて二月堂の方を回ったのですが、今年は、歩き過ぎで足が痛いので二月堂には行かず、東大寺のなかへ。


やはり、大きい「奈良の大仏さま」、

東大寺盧舎那仏像と言います。

昨年も行って、30分位見入ってしまった大仏さまです。

1200年くらい前に作られたとか、大仏さまのある場所の建物が2度焼けて、いまのは3世代目であるとか、120年くらい建物がなかった時期があるとか、とにかく、凄い悠久の時間をこの大仏さまはいるのかと思うと、いやはや、不思議な気持ちになります。

また、1000年後の人々も同じように見るのかもと考えると、楽しいです。



おっどあい猫の碧い目紅い目ぶろぐ-東大寺盧舎那仏像


最後興福寺で、大好きな「阿修羅像」を見て終わりです。

実際この阿修羅像の方が、百億の昼と千億の夜に出てくるヒーロー?なんですが、ね。


大阪から奈良、そして東京に戻って帰宅するまでに歩いた距離が、なんと、26キロでした。

ははは、はは…。


確かに、昨年も歩いた。

昨年は、出雲大社に行った時も歩いたさ。

今年の春、伊勢神宮の外宮、内宮と行った時もそりゃ歩いたけど、万歩計持っていなかったのでわからなかった訳。

今回は、どれくらい歩くのか知りたいので、土曜日に万歩計買って、日曜の朝からポッケに入れて測ったらこんなでした。

いや~、驚きです。

でも、1000カロリ-くらいしか消費していないようで、こちらが一番のびっくりでした。