皆様方へ
平成20年11月吉日
関 係 各 位
学園創立80周年記念事業「OSUパリダカ参戦プロジェクト」
学校法人大阪産業大学
理事長 古 谷 七 五 三 次
大阪産業大学・同短期大学部
学 長 籠 谷 正 則
拝 啓
向寒の候 尊台におかれましては益々御清祥の事と御慶び申し上げます。
平素は、弊学園に対し格別の御高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて「OSUパリダカ参戦プロジェクト」は、学園創立80周年記念事業の一環として位置付け、学部や学科の区別なく全学が一体となり、全教職員の協力と共に学生が主体となって推進していく教育プロジェクトとして立ち上げました。
これは世界的に有名なパリダカラリーに、企画段階から参戦に至るまでのプロセスを遂行する本プロジェクトに学生たちが携わることは貴重な経験であり、このことから得られる経験・多彩な知識は、学内における机上の教育にも勝るものと考えられたからであります。
また、ラリー参戦と同時に、使用済み天ぷら油から製造したバイオ・ディーゼル燃料を競技車両に用いることにより、自動車競技を通してCO2の増加による地球温暖化や化石燃料に依存するエネルギー問題等の環境保護の重要性を次の世代に継承していくことを目的とし、本プロジェクトでは競技に参加するだけが目的ではなく、ラリー開催国やその周辺国に対する社会支援活動も視野に入れ活動を行って参りました。
平成18年度から3年間の予定で推進してきましたこのプロジェクトでは、初年度、バイオ・ディーゼル燃料によるディーゼル車で「ユーロミルホー・リスボン-ダカールラリー2007」に参戦し、過酷な条件の下、四輪部門では68位(109台完走/189台参加)で無事完走を果たし、バイオ・ディーゼル燃料による一般走行の具現性を実証しました。この快挙は各紙新聞や雑誌だけではなく、TV等のニュース番組でも取り上げられ大変反響を呼びました。
2年目においても「リスボン-ダカールラリー2008」の参戦に向け準備を整え競技開催地に赴きましたが、テロリズムの関係から競技開始前日に主催者側より<大会史上初となる開催中止>の発表を受け取ることとなりました。3年目の今年度は、競技開催場所がアフリカ大陸から南米大陸へ大きく変更になったことにより、現地の調査から始めなくてはならず、体制の変更も視野に入れて「アルゼンチン-チリ・ラリー2009」参戦に向け取り組む予定でありましたが、各組織を取り巻く環境整備が整わなかった事から不参戦に至り<このプロジェクトの終了>を迎えることになりました。
しかし一方、社会支援活動として毎年行っております「アフリカのセネガル共和国における環境にやさしい自転車の普及を目指した約100台のリサイクル自転車の寄贈や、子供たちの教育支援としてのサッカーボールやテニスボール等スポーツ用品の寄贈」を今年度も引き続き予定致しております。
2年半におよぶこのプロジェクト遂行に参加した学生たちは、貴重な体験を数多く経験したことにより、机上の講義だけでは学べない様々な知識や社会人としてのマナー、対人関係等を直接肌で感じ収得できたものと考え、また学外の各種イベントに参加することによって、社会貢献の重要性や国際感覚の必要性も感じたものであると思う次第であります。
ここに学園創立80周年記念事業「 OSUパリダカ参戦プロジェクト」に対し、ご協賛頂いた<タカギエレクトロニクス株式会社、有限会社スカラー、株式会社あさひ、大阪産業大学後援会、大阪産業大学校友会、大阪産業大学学会、大東市、近鉄バス株式会社の有志一同各位、大阪産業大学教職員及び学生各位>また<天ぷら油回収にご協力頂いた、ローソン産大店はじめ学内食堂各位、大学周辺の住民の皆様、遠方から宅急便で送って頂いた皆様、大産大附属高校、大阪桐蔭高校の各位>さらに<ご声援して頂いた皆様>に、この紙面上にて厚く御礼を申し上げます。
今後は「プロジェクト共育」の中の1テーマとして、学生たちは活動致しますので、引き続きご支援ご鞭撻賜ります様お願い申し上げ「 OSUパリダカ参戦プロジェクト」終了に対しますご挨拶とさせて頂きます。
敬 白