阪神淡路大震災から29年 ですか・・・

当時阪神高速道路が横倒しになったこと、たくさんの火事があった事を鮮明に覚えています。

 

年配の方から「戦時中・戦後」の事を聞く時に、どこか「自分ごと」として捉えられない部分がありましたが、阪神淡路大震災は当時体感した者として語り継いでいかないと・・と思うのです。

 

やはり、今後「南海トラフ」「関東域」での震災は予想されているので「備えない」のは1番よくない。そう思うのです。

 

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はからずも、今回、能登地方の地震で大きな揺れと被害があった地域にほど近い場所にいて「私は大丈夫」という正常化バイアスほど危険なものはないと思いました。どこに居ても大きな地震は起きるという前提でいるべき。

 

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緊急地震速報とほぼ同時に「ガツン」と揺れて、コーヒーカップの中身が揺れで飛び散りました。机の下に入るにも、足元に荷物を置いているので入れず(これは失敗でした)。 

体感的には起震車で地震体験をやってる「ぐちゃぐちゃに揺れる」あの状態なので「机の下に逃げる」は本当に大事だと思いました。

 

震災を2回肌身で感じた事を書いておきます。 

普段防災準備をしてない方は見直しの機会にしませんか?(リンク類はまた後日書きます)

 

・最低4日、できれば1週間孤立しても大丈夫な備蓄はあった方がいい

・コンビニの棚は空っぽになり、数日間補充が難しい。買い置きは絶対に必要。

・トイレットペーパー、紙おむつなど衛生周りもなくなる。

・電気・ガス、水はストップする前提が必要。スマホ周りの充電はケーブルも含めて必須。コンビニも決済端末が止まるため、なんちゃらpay払いは不可になるので、現金(小銭も)は必須。

・ライト、ランタン、充電器、は長時間使用できるタイプのもの。入手しやすい単三形が1番と思っていたが、電池重量も重いので際検討中。冬の曇天地域はソーラー充電は期待できない。

・飲水、風呂、トイレ、食器洗いには水が必要。

台風の際にも書きましたが、マンションだと電源喪失するとポンプで水が上がらなくなるので水は出なくなります。

 

・着替え、タオル、小分けした常備薬、

(下着はウールであれば、数日着たままでもマシなので平時にテストするのをお勧め)

・冬は暖房が無くなるのでカイロやダウン・フリースなど。暖かい靴下はあった方が良い。

・就寝用のシュラフ、エアマット。体育館に避難する地域の人は床が冷えて硬いと言われ続けている。

・保存食、水筒、湯沸かし道具。

・バックパックは40-60L程度。現在上記を詰めると30L台では足りないので拡張検討中

 

パックに入れる必要は無いが・ブルーシート、ロープ、ガムテープ、ゴミ袋、軍手(革手袋)、バケツ。特にブルーシートは入手困難

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今回、能登地震でニュースを見た方はお気づきかと思いますが、もともと雪深い地域なので「買い置き」をする習慣があり「集会所にいろいろ手持ちを持ち寄った」というお話が多くありました。 これは田舎ぐらしでは実感していて、雪で閉じ込められると簡単に外出もできなくなるので僕も特に食事面では備蓄をもつようにしています。

ビールなども「箱買い」される家は多い印象です。

 

昨今ブームの「ミニマムライフ」で、

「毎日外食すれば冷蔵庫は要らない」

「服は毎日洗濯&乾燥すれば最低限でいい」

というお話を読んだりします。 実際に部屋が空っぽなのは見た目も格好良く素敵だなと思うのですが、「いざ」となると備蓄を持たない暮らしは、どうなるのかな?とも思うのです。

(ミニマムなので持って出る私物は少ないと思いますが)

 

また、今回地震の直前に偶然バックパックに3泊分の荷物を入れていたのですが、シュラフ・バーナー・食材無しでも、「かなりの重量」でしたので軽量化が必須だな・・・と感じています。(自分の足腰を鍛える必要もありますが)

 

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最後になりましたが、能登地震は現在進行形で被害は続いており、余震も続いています。

他府県では徐々にニュースになる頻度も下がると思いますが、長期的な支援が必要な事案となっていくのは間違いないので、支援の意味をこめて折に触れ、また書いていこうと思います。