田舎暮らしで困るのは「荒天の日」。

雪降る地域なので、すでに雨にヒョウが混じってます。

 

遊びにも行けないので「indoor baka」しましょうか。

 

 

今回のお題は「UVレジンで複製」です。

 

実は作りかけのプラモのハンドルを無くしちゃいまして。部屋中探しても見つからず。(涙) なんでプラモのパーツは無くなるんでしょうか(汗)

 

(写真:左のハンドルを接着した時点で、右のハンドルを紛失の図)

どうしようか悩んだまま放置してました。

 

 

そんなある日、Amebloの記事で「お湯まるくんとUVレジンの複製記事」を見つけまして。

 

 

今回、記事に書かれてる部材をそのまま購入して試してみました。

(おゆまるくん、UVレジン、UVライト)

 

昔、ガンプラを本気で作ってた頃に「シリコンゴムとプラキャストで複製」とか

色々やってたんで「プラキャスト買うかあ」とかも考えたんですが、この小さなハンドルパーツに対して部材が高価すぎ&確実に余るのも勿体ないので諦めてました。

 

今回の手順は記事の通り

1:おゆまるくんで型取り

2:UVレジンを型に流す

3:UVライトで固める

4:バリを取って完成! です

購入した部材も基本は記事のまま。

 

写真を貼りながら解説

 

1:鍋にお湯をわかし、消しゴム状のおゆまるくんを入れます。

2分ほどで柔らかくなるので、割りばしで取り上げて、パーツに押し付けます。

今回は、残ってるハンドルに押し付けてみました。

ハンドルが湾曲してるので「ハンドルの端」「ハンドルの根元」で2つに分けて型取り。透明なので見づらいですが、想像よりも細かく取れてる様子。

 

2:この型に、レジンを流します。

トロンとした接着剤みたいな感じ。記事主さんが「安いレジンはベタベタする」と書いてたのでこのレジンだけは高価な物を買ってみました。

 

 

 

3:UVライトに、このままツッコミます。

このライトはネイルアート用みたいですね。UV(紫外線)で固まるのかあ・・凄いですねえ。

ネイルはやった事もないんで、こういうのは女性の方が詳しいかもしれませんね。

このライトはタイマーが60秒と180秒ついてます。レジンの取説では90秒で硬化OKらしいんですが、一応180秒タイマーしました。

(目に悪いらしいので直接見ちゃだめ)

 

記事主さんが最初ハンディライト使ってて「こっちの方が強力」と2つめの記事で書かれていましたが、なるほど6灯もUVライトが付いてるので、均等に光が当たりますしレジンの硬化は完璧でした。

サイズ的にも、おゆまるくんの型を2〜3個入れても余裕だと思いますね

 

 

4:型から取り出します。

おゆまるくんからレジンを取り出します。ガッチリ固まってるのでピンセットでグイッとたこ焼きつつくかんじで取り出すと良いでしょう。

透明なので見づらいのですが、綺麗にパーツができています。

はみ出たバリをカッターで切って、ヤスリを少しかけます。複製には「両面複製」と「片面複製」があるのですが、今回は片面複製ですが小さいパーツなのでヨシとします。

グリップ、ハンドル、など片面だけでも綺麗に出来ました。

 

ライトパーツに瞬間接着剤でくっつけたあと、小さいパーツなので破損が怖く、少し根元に爪楊枝でUVレジンを持って、UVライトにあてて補強してみました。

まあ、ガッチリ固まりましたのでありがたい。

接着剤として使えますね。

完成!

 

 

いやあ、「おゆまるくん3分」、「UVレジンの硬化3分」なので、全体的な作業時間が凄く短いんですよ。プラキャストなんてゴム型に液体を流すミゾ掘ったり大変だったんでこの早さは魅力的でした。すごい楽ちん。

 

またレジンもガチガチに硬くなりますので「メガネのツルを補修」するひともいるそうです。 もう少し早めにライトを止めて柔らかいウチに曲げるのも良さそうです。

 

いやあ、今回は凄く良い経験でした。ストップしてた作業が再開できます。

 

元記事では、ローラーコースターのパーツを1つの型から何個も複製されてますが、まさに安価で簡単に複製できますので、この手段はオススメです!!

 

 

補修した1/35の四輪バイクに関係ないフィギュアをのせて撮影。

複製側のハンドルは少し太くなってますが、これ以上細くすると強度が怖いので、バリを残して太めにしています。

 

もともとこのモデルもプラモではなく、3Dプリントなんです。タミヤでおなじみ1/35スケールですが、めちゃくちゃ細かい。 おそらく図面に正確なのでしょうが「薄過ぎる」「ほそ過ぎる」という恐ろしい構造。

いやあ、すごい時代になりましたね。