(How to use mini-transiga and not fail to cook one serving)

 

mini Trangiaを使った美味しいご飯の炊き方を紹介します。

「1人分0.5合のお米をトランギアのアルコールバーナーで上手に炊く方法を紹介」

 

 

今回はミニトランギア を使います。

 

まず、水の量は「Evernewのチタンカップ400FD」の

「150ccの線(下側の線)」にピッタリちょうどで測ります。

 

 

Evernewの400FDカップは、シェラカップと違い筒状なので

スタッキングしやすく重宝します。また今度、詳しく紹介しますね。

 

水の量ですが、以前は勘で水を入れていました。

しかし、野外で失敗しないためにはきちんと水を測って、

「水をよく吸う米かどうか」を確認した方が良いです。

 

水につけて1時間。ちょっと水を良く吸ってる感じですので

炊飯直前に、ほんのチョッピリ水を足します

 

 

吹きこぼれ防止で、一番下にトランギア のアルミ皿を敷きます。

このアルミ皿はサイズ感といい、使い勝手は抜群です。

トランギア ファミリーで抜群のスタッキングが可能ですので

お皿に迷ったらこのお皿を第一候補にしてくださいね。

 

ミニトランギア 用のゴトクを置いて、アルコールバーナーに着火。

火が安定するまで少し待ちます。

 

火が見えにくいのですが、Maxで燃えています。

ここで、Esbitのグリッパーで鍋をつかみ、

ひっくり返さない様に注意しながら「木のスプーン」で鍋の底をかき回します。

 

ここでかき混ぜることで、焦げ付きを防止できます。

金属のスプーンだと鍋に傷がつくので、木製スプーンがベストです。

 

 

なぜ標準の板バネグリッパーを使わないかといいますと

一度吹きこぼれた際に慌てて鍋をつかもうとしても板が噛みあわず

ガシャーン!と料理をぶちまけたからです。

Esbitのグリッパーについては、また今後書いていきますね。

 

 

上の写真にある、純正グリッパーは「ステンレスの板」で

駆動部も無い、超ウルトラライトなんですが

調理器具のフチに薄い板が食い込むだけなのです。

水を入れて重くなった鍋を安定して持つのは大変!!

 

さて!

見えにくいですが、ぐつぐつと煮え立ってきました。

(ここまでで蓋はしません)

スプーンで時々かき混ぜて底に焼きつかないようにします。

 

鍋をグリッパーでつかんで一旦火から下ろします。

 

そして、アルコールストーブの調整リングを全開にしてバーナーに乗せます。

リングのおかげで周囲の吹き出し穴が塞がり、火力が弱くなります。

 

 

 

トランギア のミニフライパンを蓋にしますが

「必ず」この向き(焼く方を上)にしてください。

詳しい理由は別記事にまとめるつもりです。

 

吹きこぼれ防止のために、シェラカップに水を入れて

蓋の上に載せ「重り」にします。調理後はお湯として使えます。

 

湯気が出なくなり「チリチリ」という音が聞こえたら

中の水が無くなって来た状態です。

今回は「12分」で音が変わりました。

(今日は吹きこぼれも無く、お皿も綺麗ですね)

 

ほんの少し水分が残った状態で丁度良い感じ。

この「水分が残る状態」がポイント。

 

ここでアルコールストーブの調整リングを外し

強火に戻します。 

 

 

強火で仕上げることで、残りの水分が飛ぶと同時に、

底にある米に「おこげ」が出来ます。

 

サッと強火にしたら、バーナーに蓋をして消火します。

(黒く焦げてはNGなので少しの時間だけでOKですよ)

 

 

フライパンの蓋をして、米を蒸らします。

 

だいたい8分も蒸らせば丁度良い感じに仕上がります。

長時間放置するとアルミが冷えてくるので

ご飯が冷たくなってしまいます。

 

 

周囲に薄茶色の「おこげ」が出来て香ばしい匂い。

でも底に「こびりつき」は有りません。

(黒っぽく見えるのはライトのせいです汗)

 

 

ね、スプーンで綺麗に剥がれるでしょ?

アルミに茶色く着いたお米は、

お湯に浸けるだけで簡単に取れます。

 

香ばしく美味しいご飯ができました。

 

水量を測らず炊飯してた時期もありましたが

一度、大失敗してから「まず水量を測って調節する」様にしました。

 

電気の炊飯と火を使った炊飯の違いは香ばしさ・・だと思います。

焦がさずに炊けてこその充実感だと思うので参考にしてみてください。

 

ありがとうございました。

 

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