どう受け止めたものか、ちょっとショックな過去生でした。 
「そうかぁ…… 
…… 
…… 
逃げ出したい!」 
と思うくらい、酷いヤツですよね。 

そう思うのも自分の中に確かにそういう要素があるからなのですが。 


私にとって、「愛」「美」「コミュニケーション」等と共に 
「力を発揮する」は大切な価値です。 
自分はもちろん、周囲の方も力を発揮出来るような場を作れたら…という事が長年の私の望みでした。 

今回読んでいただいた「物語」では、「力を発揮する」ことが面白くてそれを乱用し、 
誰が傷つこうが意に介さず、他人の痛みは感じず、 
「力を持つ者がそれを使って何が悪い」と うそぶくような 
ゲーム感覚で殺人でもしてしまうような そんな人間。 

今の日本人としての転生では「ありえない程酷いヤツ」と思うけれど 
現代の日本人としての価値観をはずしたとしたらどう感じるだろう。 

あるスキルにおいて、ある種の高みに達した、 
その為には研鑽を積んでいたかも知れない、 
研究者であり実践者かな。 
周囲から尊敬や羨望もあったかもしれないし、 
「自分は特別な存在」と思っちゃったかも知れない。 


この2~3年、力を得ると傲慢になったり、腐敗する自分というのが、気になってきたので、今回の「物語」は正にぴったりでした。 

力を得たとき、或いは発揮するにあたり、どうしたらいいのだろうというのが、今はまだわかりません。 


今の人生では、私は長い間「清廉潔白・品行方正」みたいな者を目指してきたので、 
自分の中の腐臭に気付かないふりしてきたのを、統合する時期なのかな…とかも思います。 

そんなこんなでまだこの物語をどう受け止めるのかもわからないですが、 
感じたことを書いてみました。 

この物語からはしばらく影響を受けることになりそうです。 
 

 

ご感想ありがとうございました!

 

 

 

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