今日もママ業、お疲れ様でした花束

 

育てにくい子を持つママの心がスーッと軽くなる音符

「ママの心のお守りピンクハートワード」をお届けしている、髙田みゆきです。

 

    

〜今日のお守りピンクハート

 

私とこの子は、違う。

その“違い”を尊重しましょう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

他人であれば

「しょうがないな。」

「そんな人もいるか。」

と諦めもつく所が、

 

我が子になると

「なんで?!」「それは違う!」

「ちゃんとこうしなさい。」と

必死になってしまう。

 

それは当然ですよね。

裏返せば、親として責任感があるからです。

 

ただ注意が必要なのは、そのバランス。

 

子供目線に立った時に

「いつも否定される。怒られる。」

「わかってもらえない。」

という不満が膨らんでいないか?

 

確かに親として、

正したくなる場面は多々あるし、

「ダメなものはダメ」の時もあるけれど、

 

一言目の前に、

「この子は、この状況をどんな風に感じている?」「私とは違う捉え方をしている?」

 

と想像してみてください。

 

正しいかそうでないかは一旦置いておいて、

一人一人の価値観・世界観を尊重する気持ちが、人間対人間として大切だと思います。

 

    

    

今日は、

【「なぜそんな事をするの?」「なぜわからないの?」・・・脳から発達凸凹っ子を理解する】

について、お話したいと思いますドキドキ

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発達障がい児、発達凸凹っ子、発達グレーゾーン、と呼ばれる、

発達が気がかりな子どもは、脳の特性上、不安が強くパニックを起こしやすいという特性があります。

 

その脳の特性の一つに、

「扁桃体」という部分の発達の遅れがあります。

 

この「扁桃体」、元々は動物としての生命維持のため、

主に恐怖や不安に敏感な器官として発達してきたんですね上差し

 

「危険・恐怖・怒り・不安」などネガティブな情報をいち早くキャッチし、

とっさに「戦うか逃げるか」の身体反応・情動反応を示しますびっくりマーク

野生動物の場合でしたら、生き延びるのに欠かせない力ですねにっこり

 

ですが人間の場合、

この反応が強すぎるとパニックに繋がるという事がありますあせる

 

親や周りにとってはそれほど強い刺激に思えなくても、

扁桃体の働きによって自動的に強い刺激ハッ緊急事態ハッ

と受け取ってしまって、過剰に反応してしまう場合があるんですねショック

 

自分でも止めるのが困難、子どもの場合は特に、

その理由もわからず体が反応しているのですから、辛い状況ですショック

 

そして同時に、「扁桃体」は感情を生み出す器官でもありますハートのバルーン

 

「楽しい、嬉しい、ワクワク」などのポジティブ感情・・・

「悲しみ、怒り、モヤモヤ」などのネガティブ感情・・・

 

このような「感情」は「心」から湧いてくる感覚がありますが、

実際は脳の中の「扁桃体」で芽生えていると考えると、不思議な感じがしますねにっこり

 

「扁桃体」は、今自分が

「快か不快か!?」「この刺激に触れていいのかどうか!?

を、無意識下でジャッジしてくれているのですOK気づき

 

ですので、この「扁桃体」の発達が未熟だったりそのバランスによっては、

右差し感情の表出の強弱の調整が最適でなかったり、

右差し共感性が乏しかったり、

右差し怒りの抑制が難しい

などの、情動の問題が起こりやすくなりますピリピリ

 

難しいのは、

扁桃体に関わらず、脳の働き自体は無意識に行われるので、

本人に悪気がなくても、自分で気づかないうちに周囲にも影響を与えて、

対人関係、社会的なトラブルに発展することがある、という事。

 

 

例えば、こんな反応を示す子はいませんか?

 

「自分は悪くないのに。」

「そんなつもりはなかったのに。」

「なぜ怒られているかわからない。」

 

 

この場合は、いくらその場で責めても諭しても、百害あって一利なし、です。

脳の特性なので、仕方ない、本当にわからない部分があるのです。

 

「なぜそんな事をしたの?」「あなたならどう思うの?」と聞くよりも、

1.その場の対処としては【短く、具体的に、伝えること】

「〇〇する事はいけないことです。」

「その言葉は、言ってはいけません。」など。

 

そして何より大事なのは、

2.長期的には【自信をつける・自己肯定感を高めること】

苦手やできない事には着目せず、できていること、得意な事、GOODポイント着目して、積極的に肯定的な関わりを続けていきましょう流れ星

 

発達凸凹っ子は、上記のような脳の仕組み上、理由がわからないまま責め続けられている、注意される事の積み重ねで、自信を失い自暴自棄になり、さらに扁桃体が刺激に強く反応する、という悪循環に陥るケースが少なくありません。

 

発達障がい児は、確かに脳の特性があります。

ですが、それはあくまでも特性であり、それ自体が障がいではありませんびっくりマーク

そして何より、脳はゆっくりでも必ず成長していくんですキラキラ

 

一番身近な親が、我が子の脳の特性を正しく理解し、

温かく、長い目で肯定的な関わりを続ければ、

脳全体の成長を促し、苦手を目立たなく、生きやすくしてあげることができますハート

一緒に穏やか育児を目指しましょう虹

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