ご訪問いただき、ありがとうございます。
子どもたちにお友だちができると、
色々なことを学びますし影響も受けます。
息子さんが小さいとき、
友人とその知人の子供たちと遊び、
おやつを買って公園で食べることになりました。
そのうちのひとりの子が言いました。
「Aちゃんだけ◯◯食べてるから、仲間はずれー」と。
何気ない言葉です。
言われた子は気にしていないのか、
キョトンとしていました。
ママたちはおしゃべりしていて、
こちらも気にしていなさそうでした。
私はすごーく気になりました。
そうゆう性質だったので。
余計なことかなーと思いつつも、
「それは、仲間はずれじゃないのよ。」
と言うと、
「ちがってたら仲間はずれ、っていうんだよ。」
とその子は言いました。
その子が通っていた園のお友達の間では、
「ちがい=仲間はずれ」という認識のようでした。
びっくりしました。
こんなに小さい時から影響があるんだなと。
「ちがうってことは、とてもいいことなのよ。」
と伝えると、
その子は「えー」と意外そうな顔をしていました。
深く追求する場でも
お説教くさく説明する状況でもなかったので、
うやむやになってしまったことが、
後々まで気になっていました。
小さなその「仲間はずれ」のかけらが、
どうか大きくなりませんように、
と祈らずにはいられません。
これは10年以上前のお話。
今は「多様性」がうたわれる世の中になってきました。
それでもまだまだ表面的なもの、
だと言う方もいらっしゃいます。
実際に意識変革はまだはじまったばかり
なのかもしれませんが、
希望を感じられる場は増えているような気がします。
「人との違い」が「個性」と認められても、
「仲間はずれ」や「いじめ」が
すぐになくなるわけではありません。
お家で「ちがい=素敵なこと」と
話すチャンスがありましたら、
ぜひ子供たちに伝えてあげてください。
みんなと違うところがある、
みんなと違うことをしたい、
そんな思いや感覚、
視点はとても素晴らしいことなんだと。
それはきっと、キラキラ輝く可能性のかけらです。
みんなと同じは安心できます。
日本は特にその傾向が強いようです。
それが子どもたちのしたいことなら、
それでいいと思います。
みんなでやる!という一体感も素晴らしい経験です。
この歳になると、
そうゆう団結力や絆を目にすると涙が出ます。
同じように子どもたちの中に何か
「ちがい」を見つけると、
なんて素晴らしいんだとやっぱり涙が出るんです。
大切に育んであげてほしい。
親や周りの大人がそれを受け入れると、
子どもにとって大きな自信になります。
子どもたちの「ちがい」がいかに素晴らしいものであるか、
伝えられる世界でありたいと思っています。
みなさまとみなさまの子供たちに、
宇宙からの愛とご加護がありますように。
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