天下の勝俣兄弟
皆さん今晩は。小田原きよしです。
今、私たち皆の心配は福島原発です。世界からの懸念と注目も集めています。
東電の社長さんは入院してしまいました。
代わりにトップに立ったのは、勝俣恒久会長、71歳。
優秀さでその名がとどろく「勝俣兄弟」のお一人です。
ご兄弟には、新日本製鉄元副社長、九州石油元会長の勝俣孝雄さん、丸紅会長・勝俣宣夫さん。
ビジネスの世界では世間が認める三兄弟の勝俣さんが、どのような危機管理の手腕を見せてくれるかと期待しています。
昨日3時の記者会見。
お詫びから始まり、福島第一原発の1号機から4号機は廃炉やむなし、と言うご発言でした。
国民が期待しているのはどう原発事故を終息させるか、その手順を聴きたい、と言うことでしょう。
今さら第一声が会社の利益に関する事かという印象を受けてしまいます。
これまでの東電の対応に、「まずさと言うものはなかった」、と発言しました。
今後の補償や、責任問題を先回りして考えると、ますかったとは言えないのかもしれません。
しかしそういう発想は、平時の対処です。
優秀さを、喫緊の課題に活かして戴きたい。
放射性物質が溢れ出しそうなこの状況、国民も外国も手を貸すと言っているこの切羽詰まった状況の判断は、すぐ動く事です。
さすが、天下にとどろく勝俣三兄弟、と言ってみたい。お願いします。
きよし