阿久根の教訓 | 小田原きよし オフィシャルブログ「日本まったなし!」Powered by Ameba

阿久根の教訓

皆さんこんにちは。小田原きよしです。


阿久根市長二度目のリコールに伴う出直し選挙は新人が勝ちました。

市を二分するような激戦でした。


実は政策の争点、違いはほとんどなかったのではないでしょうか。

元市長は、

辞めさせたい市議アンケート、市役所職員の給与公表、副市長の指名、が独断的だった、メディアとも折が合わなかった事が印象を悪くしました。

確かに、乱暴すぎでこれでは正論も通らないだろうと思います。


新市長は地元経済に危機感を持つ養鶏家の方です。

市民感覚で地方政治をあるべき姿にしていこうとすれば、前市長と同じ政策を選択せざるを得ないと思います。


大分も街中でなければ海の幸、山の幸に恵まれ、水もお肉も美味しいし、中心地でなければ固定資産税も余りかかりません。三百万円台の年収で暮らしていけます。


そこに年収七百万円、八百万円の公務員は人の倍もらう富裕層です。職場結婚、共働きをされる方が多いので、毎年千五百万円もらう大富豪が出てきます。


これはなかなか地域の人の理解は得にくいでしょう。


高給を認めるのは、例えばイチローの年俸を誰も文句言わないのと同様、その人の能力と働きぶりを見れば文句が言えないくらい立派だという理由があるときだけです。


今後の新市長の活躍に期待します。


折角阿久根市が全国から注目を浴びて、地方政治と経済の在り方を問い直すモデルになろうとしているこの絶好の機会を逃さず、手本になれるように。


きよし