現場主義者の直感
皆さん今晩は。小田原きよしです。
今日も父を見舞ってまいりました。お陰様でもう歩いています。あと一週間で退院と言われたそうで、家族としても胸をなでおろしております。
元気が出てきたのか、また砲撃の話になりました。
ニュースの映像を観て感じることがあるようです。
コンクリートを貫通して爆発する砲弾はそんなに最新鋭の兵器ではなく、むしろ第二次大戦の延長線上の通常兵器である。また、GPSを使って地形を把握するのも常識で、最新鋭の技術とは言えない。
北朝鮮の崖にある穴から砲撃したと報道されているが、どうも腑に落ちない。もっと後ろから撃ったように思える。
映された砲弾のカスをみると、多連装ロケットだ。着弾したときのモクモクと揚がる煙は黄燐弾の特色だ。
この二つの所見は、以下の事を表します。
多連装弾は棚型の装置から次から次へと打ち出すもので、精密な制度はない。本来は着弾地を見て、火薬の威力や砲筒の方向などを調整してから使うもの。いきなり使うという事は精度が下がるのを覚悟の上で使ったという事。
黄燐弾は燃やすのが目的だ。このことから砲撃は手当たり次第に町を焼き尽くす事が目的だったとしか思えない。
島から逃げてきた方々は、本当に恐ろしい思いをしたと思います。
私たちの常識の通じない国が突然危害を加えてくる、その射程圏内に私たちは暮らしています。
いつ言いがかりをつけらるかわからないという事を前提に安全保障の想定訓練をするべきです。
きよし