堅忍不抜?
北朝鮮による韓国砲撃のニュースが飛び込んできました。
衝撃的な映像を通じ、かの国の想像を絶する傍若無人ぶりに驚きます。
韓国は「武力挑発」と表現しています。
韓国の民間人が住んでいるところを砲撃し、家を焼き、兵士が二人死亡した。
これは挑発で済む話でしょうか。
「戦争」でしょう。休戦の協定は守られなかった。
数ヶ月前に北朝鮮の卑怯な魚雷で哨戒艦を沈没させられ、46人もの兵士を失ったばかりです。
ここまでひどい事をする国になぜ黙って我慢しなければならないのか。
韓国政府は国の危機としてとらえているでしょう。全防衛力をもって報復と抑止行動として相手の首都の政府機能と核施設、軍事基地とテレビ・ラジオ局を即座に制圧するべきだ、と感じるのが普通でしょう。
どこを何でどう叩くか、その後いつ停戦に持ち込むか、その仲立ちをどの国に頼むか、韓国の政府スタッフはきっと大忙しでしょう。
相手も同様の分析をしているかもしれない。他の大国と根回しをしているかもしれない。
第一、米韓相互防衛条約では南北衝突の際、韓国軍は米軍の指揮下に入ることになっています。つまり、本気でやるかどうかは米国が決める、ということです。
しかしだからと言って我慢を続ける国なのか。
我が国に協力を求められたらどう対応するのか、大急ぎでシュミレーションしてほしい。
拉致被害者の対応でも、紳士的な振る舞いを史上一度たりともしたことのない国への対処にどう日本政府は応えるのか。
困った時の仲間こそ、本当の仲間です。反日感情を治し、我々の良さに気づいてもらう絶好の機会にもなります。
我が国政府がこの局面で右往左往しては絶対にいけない。
きよし