白鳳の挑戦をうける双葉山
皆さんこんにちは。小田原きよしです。
明日から大相撲九州場所が始まります。
横綱白鳳が双葉山の連勝記録69勝を塗り替えるかどうかに注目が集まっています。
現在62連勝中。記録更新するとすれば中日の前、七日目という事になります。
白鳳関の健闘をお祈りします。でも、何とも複雑な気分です。
私の選挙リーフレットには「尊敬する人:双葉山」と書いてあります。
5月24日のブログ、「ワレ イマダ モッケイ タリエズ」でその人格、心の強さ、魅力を書きました。
ここへきてメディアも足かけ4年も負けなかった双葉山の功績と人格について報ずるようになりました。嬉しいものです。
生まれ故郷の大横綱に心酔する身としては、双葉山の記録は誰にも破られたくない。どうしても破られねばならないとしたら、どうか大分県出身の力士に破られてほしい。こういう心理が湧いてきます。
実は右目が見えていなかった。70連勝を阻まれた安芸乃海戦では40度の熱があった。こういう事を、一言も言わなかった。
ファンにとって救いなのは、安芸乃海も人格者であったこと、後年横綱になったこと、「双葉山に勝った後にみっともない相撲を取れないと思っていた」と語ったことです。でも、その後双葉山には勝てず、結局1勝9敗でした。
白鳳関も双葉山の人となり、精神力に深い敬意を抱いているようです。取り組みの映像も繰り返し見て、「後の先(ごのせん)」といわれる、相手に遅れて立つようで組んだ瞬間には優位に立っている究極の立会いを身につけようとしている、と本人が語っています。
誇らしいような、でも双葉山より上だと思うなよ、という気持ち。
イマダモッケイタリエズと言った双葉山。今なら何というのでしょうか。
きよし