豊の国ハイランド | 小田原きよし オフィシャルブログ「日本まったなし!」Powered by Ameba

豊の国ハイランド

おだちゃんのブログ-kusu

玖珠の町で街頭演説をしてから温泉街に入る。すじ湯温泉、うたせ湯だ。坂道に沿って並ぶ旅館にご挨拶をしながら思う。今度はこんなバタバタではなく一軒一軒泊まり歩いてゆっくり温泉に入りに来たい。


山の上には風力発電の風車が回る。山を望む丘にあるカウベルパーク駐車場に台風で折れた風車の羽根が展示してある。指摘されないと、大きな壁にしか見えない。高さ3メートル、長さ50メートルはあろう。お土産屋さんの皆さんにご挨拶、握手をしてもらう。



次の訪問先は飯田(はんだ)。地元の人は飯田に行くと言わずに「飯田に上がる」という。高原。1000メートル地帯だ。昔は来るのに決心が要るところであったが、今は一番開けた場所の一つになった。向こうの山の中腹にもうもうと蒸気が上がっているところがある。硫黄山。火山だ。大分の温泉の源ともいえる。裏に隠れて見えなかったが、向こうの中腹には八丁原(はっちょうばる)地熱発電所がある。九州最大の地熱発電所だ。日本の地熱発電は3割しか行かされていないという。その理由は、7割が国立公園内にあるので開発できないかららしい。

おだちゃんのブログ-発電所


事務所の方が言う。以前は年間百万人規模の観光客が来たという。今も吊り橋が有名だ。スキー場がある。昨年から雨が多くなり、3月の営業はできていないという。ここを反対側に降りたら熊本県だ。雪こそないが降り立つときりりと冷えた空気。


一転、雄大な景色に変わる。そびえる山、ふもとの盆地に茂る雄大な森林を見下ろす。吊り橋の白い支柱が小さく見える。


大いなる大地、九重連峰。


きよし