
学生時代は、ボランティアサークルに入っていろんな福祉施設に関わってきた。その傍ら、学友会(学生自治会)の執行委員もやった。任期は1年間。
この1年間っていうのはむちゃくちゃ濃い1年で、泣き笑いの思い出がたくさんある。
その時の仲間たちとたまに集まって、酒を飲んでは旧交を温めている。
もうこの世にはいない仲間もいて、昨日はそいつの墓参りをしてからの宴会となった。
互いに呼び捨てやあだ名で呼びあえる仲間たち。「お前な〜」と言われるのも、久しぶり。
それなりに皆んな年を拾ったが、互いにキャラクターは全然変わらない。
バカ話で大笑い出来る幸せな時間。それなりに社会で役割を果たしてきたが、気分だけは学生時代のまま。
そこでハタと気づいたのだった。
俺たちは何も…成長してないってことを。