楽器屋さんにて(お金にならない客) | フォークシンガー「おだしょう」〜落ち葉拾いの小径で

フォークシンガー「おだしょう」〜落ち葉拾いの小径で

日々の暮らしのなかで、拾い集めた落ち葉に火を灯すように…歌っています。


ショッピングモールの中にできた楽器屋さんに、ぶらりと出かけてみた。


ギター弾きの自分としては、もちろんギターのコーナーをうろうろ。





親子と思しき父娘が、店員さんとあれこれ話しながらギターを選んでいる。遠目に見ていると、手頃な値段のYAMAHAを選んだようだ。


楽器は始めるよりも続けることのほうが、遥かに難しい。せっかくギターを買ってもやめてしまう人のなんと多いことか。どうか、続けてくれの〜。


次は鍵盤のコーナーをうろうろ。


小さな女の子を連れた若い母親が、電子ピアノを鳴らしていた。子ども一緒に、キャッキャと笑いながら鍵盤をつついている。


その隣に、中古のアップライトが展示してある。


少しだけ簡単なフレーズを弾いてみたら、母親がこっちを振り向いた。明らか驚いたような顔をしてこちらを見ている。


あのね、こんなおっさんが鍵盤弾いたらおかしいかいな?それは偏見ってもんですぜ〜。


次は、ギターのアクセサリーコーナーへ。


バラ売りの3弦ばかりを何本か買い、レジへ進む。お会計は330円。そして滞在時間は1時間あまり。


楽器屋さんにとって僕は、ブラブラするばかりでぜ〜んぜん金にならない客なのだ。