先月の半ばから、週末のたびに演奏に出かけていた。
それが一段落して、今週から再び慌しい日々の渦中に放り込まれた。
慌しさに放り込まれる現実。それは当然に分かっていることなのに、頭が切り替わらない。
放り込まれる直前まで、気持ちは音楽モードのままでいる。
今週は、かなりヘビーな相談ケースに関わることが多い。そのためか、先週までの演奏の日々が遠い過去のように思われる。
こんな状態では、ややもすると自分の立ち位置を見失ってしまいがちになる。それは、これまでの経験で分かっている。
自分の本業とは何か。
自分にとって音楽に関わることは、単なる趣味なのか。
食い扶持としての仕事は、大切にしている。しかしフォークシンガーとしての自分も大事。
こと音楽に関して言うなら、私の場合の自作自演は、自己満足に限りなく近い。
とは言え、自分の歌を慈しむような気持ちでいるし、一つ一つの演奏を丁寧に、大切にしていきたいと思っている。。
こう思えるようになったのは、自分がそれなりに年齢を重ねてきたこともあろうが、それよりもっと大きな理由がある。
それは、これまでお付き合いさせてもらっているミュージシャンの方々のおかげ。
そして、拙い演奏とトークを聴いてくださる、珍重すべき方々のおかげ。
一生付き合っていきたいと思うミュージシャンがいてくれること。そして、演奏の場をいただけること。
こんな自分の演奏を聴いてくださる方がいることを、とてもありがたく思う。
さあさ、日々の暮らしをしっかり歩む同志たちよ!明日からもいったらんかい~!