話をすることに、くたびれた。
ここ一ヶ月の間は仕事の関係で、人前で話をする機会がとても多かった。
だから、喋り疲れた。
担当地区の中で、一人 対 多勢の構図に放り込まれる。これはまるで、エネルギーを吸いとられるかのよう。
しかもムッツリ顔が並ぶ前で話すのは、正直言ってかなりキツい。
たいていは、直ぐにはこちらの主旨を分かっていただけない。
それとは反対に「あんたが私らの考えを分かってくれないのだろ!」と、厳しい攻めが返ってくる。
果ては「議員に言うぞ」とまで言われることもあった。
どうぞどうぞ!ご自由に!
とは言えない立場を、逆手に取られる。
「あんたが分かってくれないんだろ?」って意見、そりゃ確かに一理あるよ。
その通りだよね。おいらにも分かるよ。
とは、決して言えない板挟み。
精神保健上、こんなやり取りは好ましくないが、仕事だからどうしようもない。
あ~疲れた。ストレスが溜まる。
痔道に、(なんちゅう変換じゃ)いやいや地道に、ノラリクラリやるしかない。
さて。
今日でちょうど半世紀を生きたが、子どもの頃からの夢は、今でも変わっていないことに気づいた
いつしか文筆や音楽で、少しでも飯が食えるようになりたい。
まだ諦めたわけじゃないぞ。
それが叶わないなら、死ぬまでに一度でいいから、ワンマンライブをしたい。
そして、エッセイ集を一冊だけ、出版したい。
あとは、何もいらないよ。