
新郎、新婦は牧師の導きにより、キリスト様の前で、生涯変わらぬ愛を誓いあっている。
二人へのお祝いの言葉が飛び交う中で、自分が二人に贈りたい言葉は、これだ。
世の中すべて
「諸行無常」
である。
何一つとして、変わらぬ事象などない。常に、変わりつづけている。
変わるのが当然として、結婚生活を考えたほうが、夫婦生活が長続きするのではないか。
諸行無常は、仏教用語である。
仏教の教えは、優れて現実的だ。だからこそ、頷くことが多い。
だが、変わり続けることは百も承知だから、キリスト教では結婚と結婚生活に厳しい教えがあるし、キリスト様の前で行う結婚式は、厳かなのだとも考える。
めでたい席ながら、こんなことを考える俺が、呆けているのか。
最後に、これだけは声を大にして言いたい。
パイプオルガンを、弾かせてくれ~!