こんな時は、外回りをするに限ります
田舎道を車で走りながら、ちょうど昼休みの時間帯に差しかかったので、ちょっとだけ寄り道をしてきました
寄り道したところとは…
~矢川ピアノ工房~
調律師の矢川光則さんは、原爆で被災したピアノを修復し、管理されている方です
よく耳にする、被爆ピアノを使ったコンサートは、ここにあるピアノが使われるのです
矢川さんは、粗大ゴミとして棄てられる運命にあったピアノを修復し、福祉施設や公的施設、そしてピアノがほとんどない外国へ贈るという活動もされています
自分も少しだけ関わっていたから、それで顔見知りになりました
今回しばらくぶりに工房を訪ねて、被爆ピアノを少しだけ弾かせていただきました
(都合により、ピアノの写真は撮っておりません)
それは昭和の初期に製作された、古くて重厚なグランドピアノでした
アップライトなら何台か残っていますが、グランドピアノではこれが唯一なのだそうです
鍵盤に手を置くと、ピアノが語りかけてきます
「私を弾くなら、愚かな戦争をもう二度と繰り返さないと約束してください」と
ヘタな腕前しかありませんが、弾きながらとても感情が揺さぶられました
働く環境が変わって、しんどい思いをしていた時に、被爆ピアノの音に救われました
結局今日も、音楽に救われたのです
そして夜になると、コイツに救われます
くまモン焼酎

今週も、お疲れさんでした
週末の夜は、くまモンに見守られ、ゆっくりと過ぎていくのです