もともと腰痛もちなんじゃが、年のせい?か、思わぬことで腰が痛くなる
しかし今日は、前々から娘と動物園に行く約束をしていたから、ともかくも出かけた
動物好きな娘は、それぞれの獣舎で、食い入るように動物たちをみる
飼育担当の職員さんがそんな娘を見て、いろいろと話を聞かせてくれた

ところで象は、このままでいくとあと数十年で、日本の動物園からから姿を消すのだそうだ
もう野生の象をつれてくるわけにはいかんから、今では国内中の動物園が連携しあって、象の繁殖に懸命になっているのだという
そんなことなど、全く知らんかった
動物園から象がおらんようになるなんて、考えたこともない
例えば自分の孫や曾孫が動物園に出かけたとき、そこに象がいない状況を想像すると、切ない気持ちになった
これは全てに言えることじゃと思うけれど、知らないということが自分の中をスルーしていくと、恐ろしいことになる
その先に待っているのは、取り返しのつかない現実と、ただ狼狽するだけで何もできない自分の姿
象だけを取ってみても、こんな現実があるんだから
そうやって視点を広げてみると、遠くない将来「ヒト」がこの世からいなくなってもおかしくないような、そんな危険含みの世の中じゃないか
「ゾウ」の将来は、「ヒト」にもつながっとると思う
歩き疲れた娘をおんぶしながら、そんなことを考えた
おっと!
今日は腰が痛いのに、娘をおんぶすることはできる
何ゆえに
それは
こんなオイラでも、父親じゃからか