芸の肥やしに | フォークシンガー「おだしょう」〜夕暮れ時は楽しそう♫

フォークシンガー「おだしょう」〜夕暮れ時は楽しそう♫

若い頃に戻りたいなんて、全然思いません。人生は夕暮れ時からが楽しい。
音楽を通じて、出会った素敵なエピソードを綴ります。

朝から眠い

職場でも、思いっきりアンニュイな雰囲気を漂わしている


昨日

知り合いのつてがあって、クラシックのコンサートを聴きに行った

ひさびさに聴くオーケストラの音に感動し、テンションが上がった


そして

帰宅してからも、テンションが保たれたままで

布団に入っても、なかなか眠くならない


仕方がないから、起き出して酒を飲んだ

しかし、ちっとも眠くならず

かえって頭が冴えてきたから、結局朝までほとんど眠れなかった



さて、ここらで本題へ


クラシックのコンサートには、クラシックを聴く観客としてのマナーがあると聞いてはいた


そんな調子だから、どこで拍手をすればよいかが分からないし、タイミングも分からない


ソリストが演奏を終えて、袖に引っ込んでからも、拍手が鳴り響いて何度も行ったり来たりもする 

これはアンコールの出し惜しみかと思っていたら、そうではなかった


これはマナーというより、一つの作法かも知れぬ


自分には敷居が高い

そう思った


しかし

何だかんだ言いながらも心が躍り、感動したのは事実なのだ

また聴きに行きたいと、正直に思う



自分が身を置くジャンルとは違う音楽を、きちん聴くことは

芸の肥やしになると思っている

トークを絡めた弾き語りのステージは、自分にとっては芸なのだ


ところで、独自のスタイルを確立していて、いいな!と思うミュージシャンは、自分のジャンル以外の音楽をきちんと聴いている


それは

フォーク系以外のブッキングライブに出たら、よく分かる


いいなと思う共演のミュージシャンは、自分のような拙いフォークシンガーの演奏でも、きちんと聴いてくれるからだ

それがロックやジャズ、ブルースやクラシックの方、おらび(叫び)系の方まで、多岐にわたることもある

彼らからすればきっと

自分のような貧乏フォークシンガーが珍しいのだろう





時に終演後には、お互いに讃え合うこともある


自分もそうありたいから

意識的にいろんな音楽を聴くようにしている