やっぱりここが一番好きだ

木洩れ日の場所 cafe「BOHFURIN」
音楽仲間の、みきさんに導かれてこの店にやってきたのが四年前
それからは年に二回、半年ごとに演奏をさせていただいている
持ち時間の40分をどう構成するか
通い始めて間がない頃は、割としっかり構成を練って、テンションを上げてやってきた
でも、それはもうやめている
ここは大好きな場所であり、店の中では構える必要がないから
だから、気負わずに演奏している
時に…ひょっこりとコードを間違えたり、簡単なフレーズを間違えたりする
これを「MOTO&RYOKO」さんは、ここには魔物が棲むから…と、そう言ってくれる
しかしそれは、自分を和ませてくれる魔物だ
今回も、その優しいイタズラに遭ったけれど、すぐに自分のペースに戻れた
もう演奏する機会を欲張らなくなったし、暮らしの中では音楽以外にも、やらなければならないことがたくさんある
だから当たり前のように、演奏の回数は減ってきた
しかし
ここだけでなく、他の場所でも素晴らしいミュージシャンとの共演や、素晴らしいお客さんたちに演奏を聴いていただけた時には、もう何も言うことはないし、これ以上望むことは何もない

これからも僕は、一人でギターケースを抱えてふらふらと演奏に出かけるだろうし、一人で歌っていくだろう
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さて、年内のフォークシンガーとしての活動は、これで終わります
12月は教会の礼拝で下手なピアノを弾くので、これからしばらくは、俄かピアニストになります
そして年明けには
半年間閉店していた、YABUさんとのユニット「古道具屋裏通り店」を、再び開店させる予定です
もちろん、自分の原点であるフォークシンガーとしての演奏は、いつも通りにやっていくだけ
これからも
やりたいことを丁寧に、ボチボチと…やっていくのです
それでいいんだから