7月28日(日)の例会は夏休みだよ、特別講演!



次回のオダサク倶楽部例会は


織田作之助研究者としても知られる

大阪大学大学院 人文学研究科教授

斎藤理生氏特別講演!


講演タイトルは、

「編集・注釈・解説ー

『放浪・雪の夜 織田作之助傑作集』の舞台裏」に決定!


◼️概要 2024年4月1日に、

新潮社から『放浪・雪の夜 織田作之助傑作集』

が刊行されました。

この講演では、どのような経緯や意図で

 (1) 作品が選ばれ、

 (2) 注釈が付され、

(3)解説が書かれたのかという、

『傑作集』 の生成過程を、

裏話を交えつつ振り返ります。


新潮社の『放浪・雪の夜 織田作之助傑作集』

手にした方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。



こちらの素晴らしい傑作集がいかに作られたか。

そんな裏話を直接聞けちゃいます!


会場はクレオ大阪中央

3階 研修室1にて、

7月28日(日)14:00〜

開場は30分前

約60分の特別講演+質疑応答

を、予定しております!



クレオ大阪への行き方はこちら💁



大阪市立男女共同参画センター 中央館 クレオ大阪中央

〒543-0002 大阪市天王寺区上汐5-6-25 TEL.06-6770-7200 FAX.06-6770-7705



さらに!夏休みということで!

通常参加費1000円のところ、

学生さんなら500円で参加できちゃいます!


さらにオダサク倶楽部新規入会も、

通常年間4000円のところ、

7月以内の入会に限り

学生限定で2000円入会できちゃいます!

我こそは学生!という方は是非!


学生証の提示はいりませんので、

お気軽にお声掛けください。




・例会当日のスケジュール・


第1部 講演 14:00〜(会場30分前)

“編集・注釈・解説ー

『放浪・雪の夜 織田作之助傑作集』の舞台裏 ”

講師 斎藤 理生 大阪大学大学院文学研究科 教授


(休憩)


第2部 ご参加の皆様/事務局 から

・今後の活動についての意見交換

・連絡事項

・17時閉会予定


その他当日は、斎藤理生先生の著書販売

オダサク倶楽部のグッズ販売も行っている

手のひらの金魚の物販、

倶楽部会員様の文豪書店出店など、

夏休みの始まりを満喫できる

例会になってますよー!


7月28日の例会に参加希望の方は

「参加の有無」

「お名前」

「連絡のつくメールアドレス、お電話番号」

を記載のうえ、

メール:bb.ochiten@oct.zaq.ne.jp 総務高木

までご連絡ください!


オダサク倶楽部新規会員登録や

参加費のお支払いにつきましては

当日会場にて行います。

※会場では現金のみの受付となっております※


定員40名!

先着順にて埋まり次第受付終了と

させていただきますので、

お早めにお申し込みください!




斎藤 理生(さいとうまさお)先生 プロフィール

1975年6月 香川県高松市生まれ
2021年4月から 大阪大学大学院 人文学研究科 教授

《研究分野》
太宰治・織田作之助の小説を含め、
日本の近現代小全般を研究。

《最近の主な著作》
『太宰治の小説の<笑い>』
 ——双文社出版、2013年

「織田作之助全集未収録資料紹介(一)~(三)」
——「阪大近代文学研究」2017年~2019年

「新発掘・坂口安吾「復員」とその背景」
——「新潮」2018年4月

『小説家、織田作之助』
——大阪大学出版会 2020年01月

『織田作之助 評論集「可能性の文学」への道』
——斎藤 理生 編・解説 本の泉社 2020年12月

『放浪・雪の夜 : 織田作之助傑作集』
 (担当:編者(編著者), 範囲:注解・
編者解説(p253-302))
——新潮社 2024年4月

<以下、大阪大学大学院 文学研究科HPより>

【研究紹介】
太宰治と織田作之助を中心に、昭和期の小説について研究しています。無頼派」としてのイメージが強い2人の作家ですが、作品そのものをもっと丁寧に読んだり、歴史的に位置づけたりする必要があると
考えています。これまでは主に、太宰の小説を、
〈笑い〉を喚起するしくみに注目して読み解いてきま
した。近年は、作之助の小説が先行作品や同時代説、発表媒体をどのように活かした作りをしているのか解明することにも関心を持っています。

メッセージ
文学作品は、自室で寝転びながら読んでも楽しめます。しかし違う味わい方もあります。
表現のしくみを丁寧にたどったり、典拠と比べ合わせたり、すぐれた先行研究を踏まえて読み直したり、さりげなく使われている言葉の発表当時の意味合いを調べたり、顔の見える相手と議論したりする。
そのようなアプローチによって初めて見えてくる文学の魅力を、一緒に追究できればと思います。