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バイオリニストのODAです
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みなさんバイオリンの練習はいかがでしょうか?
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先日温泉に行ってきましたが、温泉にいくとやっぱり疲労がとれますね♪
特に自然が多いところの温泉は、行くだけですごくリラックスできます♪
温泉につかりつつ、マインドフルネスなどもやって
英気を養ってきました
ちょっと最近食べ過ぎですが、ゴールデンウィークということもあり
食べる量は減らしていこうと思います♪
さて本日のテーマは
【バイオリン】3度の重音練習で気を付ける事
です![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220430/19/odaqviolin/00/f2/j/o0750042915110581931.jpg?caw=800)
バイオリンが上達するためには、たくさんの細かいことを練習していないといけません
その中でも鬼門となっているのは
・ビブラート
・スピッカート
・重音
だと私は思っています
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本日はこの鬼門である
「重音」が上手にできるように、その方法をお伝えしたいと思います♪
本日は3度の重音ですが、重音の順番としては、以下の順番がいいです
---------------
A)8度(1.4の指で押さえる)
B)3度
C)6度
D)8度(1-3.2-4の指で押さえる)
F)10度
---------------
という感じです
「度」という概念は
「ド-ド」→1度
「ド-レ」→2度
「ド-ミ」→3度
…
となっており、音と音の幅の事を「度」といいます
だから8度の重音というのは
「ド-1オクターブ上のド」
ということになります。
ちなみに「オクターブ」というのは、「8度」の事なので、ぜひ覚えていただけたら幸いです
何故この順番でやるといいかというと
難易度がやりやすいからです
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本当は「3度」からではなく「6度」の方が手の形など楽でやりやすいのですが、それに慣れてしまうと、「3度」が非常に難しく感じてしまうので、「3度」を先にやることをお勧めしています
またなぜ「重音」が鬼門かというと
・2弦を同時にバランスよくならせれない
・左手で押さえるのが大変
・左手で押さえようとしても、そもそも届かない
・2音同時だと音がよくわからない
という問題がでてきます
ですので、これらの問題を1つ1つ解決する必要があります
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まずは重音の音階練習をする前に、開放弦で2弦同時にならす練習をしてください
これができないと話になりません
そしてこの後具体的なやり方をお伝えします
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170129/09/odaqviolin/c3/28/j/o0295029713856101923.jpg?caw=800)
①通常の音階練習をする
たとえばD-dur(ニ長調)を例にだしますが、D-durは「D(レ)」の音が主音となります
まずしっかりとした音程で練習するため、この練習をやっていきます
こうすることにより、耳が慣れて、しっかりと主の音階を意識することができます
②左手で重音をおさえた状態で、下の音だけを弾く
たとえばD-durですと
「D-Fis」→「E-G」→…
という感じで同時に弾くわけですが、これを最初からやると難易度が激ムズです
ですので、左手で2音同時におさえるけど、下の音だけをならすという事だけをやるといいです
それできれいに音階をつなげていきます
③下の音をならして、順に上の音、そして同時にならす
②ができたら、今度は
「D」をならして、「Fis」をならして、「D-Fis」を同時にならすという事をやります
こうすることにより、1つ1つの音をより意識して、ならすことができます
④2音同時に音階練習をする
③まで滑らかにできるようになったら、今度は2音同時に音階練習をしていきます
重音の時に重要なことは
「6:4」くらいの比率で3度ですと、下の音をならすときれいに聞こえます
というのも下の音というのは、どうしても小さく聞こえがちです
人間の耳は高い音に敏感なので、どうしても、「D-Fis」を同時に弾いた場合、「Fis」の方が強く聞こえがちです
D-durはやっぱりD-durの旋律の上に、上の音が重なる感じがいいです
家に例えると下の音は1階部分で
上の音は屋根みたいなものです
こういうことも意識すると非常に上手になれます
また最後に①~④までを適当に音階練習するのではなく、しっかりと右手を使って練習します
つまり重音で難易度が上がっても、右手でしっかりとした音をならさないといけないので以下の事をきをつけます
・音と音はつながっているか?
・圧力は一定か?
・最大限楽器がなっているか?
・ポジション移動をするときに、音が止まったり、グリッサンドが入っていないか?
など
しっかりと気を付ける必要があります
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またお勧めは
「同じ音階」を半年くらい続けると、だんだんなれてきます
つまり「D-dur」を一度選んだら、ずっと「D-dur」をやるのがお勧めで、6度も、8度になっても同じ調を選ぶといいです
まずは基準となる指の形を覚えた方が、他の調性でも応用がききます
なお
・短調
・長調
どちらを最初は練習したらいいのか?
という疑問に対しては
明らかに
「長調」がいいです
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短調の場合は、指の形など非常に難しくなったり、そもそも指が届かなかったりします
ですのでおすすめは
長調をしっかりやって、次に短調
という流れです
いかがでしたでしょうか?
重音は本当に難しいので、ぜひ半年くらいは毎日続けてみてください♪
半年って長すぎって思うかもしれませんが、これくらいやると、かなり慣れてきます♪
同様の内容をYouTubeでも配信しておりますので、こちらもご覧ください
本日も最後までご覧いただきありがとうございました♪
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