去年、ジオラマがリニューアルされてから行っていないので、今日は横浜市電保存館に行ってみました。
なお、館内での撮影は、フラッシュ、自撮り、カメラを固定することをしなければよいとのこと。
受付を通ると桜のディスプレイが。
季節を意識している展示が、ちょこちょことある。
桜の木に手作り感があって和む。
綿の上にピンクのものが貼ってある。
「世界でココだけ!」だそう。
こういう展示を見ると、市電保存館に来たと実感する。
顔出しパネルにも桜が。
ちなみに「滝頭」は「たきがしら」と読みます。
「足元注意」を見る前に入っちゃいそう。
タイムスリップしたみたい。
この時計を見たのは初めて。
リニューアルしてからの展示だそう。
旧横浜駅東口大時計
昭和3年(1928年)10月の旧横浜駅完成時から、昭和54年(1979年)2月までの半世紀にわたり、東口正面で時を刻んできた大時計です。
戦時中は出征兵士や学童疎開、戦後は戦災復興、経済発展、横浜の都市開発が進むなか、多くの出会いと別れを見てきた時計です。
激動の昭和を見つめつづけたこの大時計は70年余を走った市電の歴史を刻んできたものであり、縁あって当館で展示することとなりました。
そのリニューアルを期に再び時を刻む大時計として甦りました。
「バカにならず」という表現が、なんかよいと思ってしまった。
市電ニュース
昭和5年、電気局は「市電ニュース」を電車の中に掲示するようになった。
横60センチ、縦30センチくらいの大きさで講演会、音楽会、展覧会、学芸会をはじめ市政の広報も載せた。
毎週1回ずつ替え、市電と市バスに掲示したものの、経費がバカにならず、やがて有料催事には10円以内の料金をとるようになった。
当時すでに車内広告は始まっていて年間3万円以上の収入をあげていた。
この系統図を見ると、現在の市営バスが引き継いでいる所が多いのがわかる。
メインモータ
昭和22年製造の1301~1330号車に使用
隣の市電の窓から見た貨車。
近くで見るとこんな感じ。
休憩コーナー。
ここに横浜の歴史的建造物の模型がある。
左は横浜市開港記念館のジャックかな。
1号館と2号館が一列に並んでいるけれど、たぶん赤レンガ倉庫。
横浜税関のクイーン。
今回はジオラマをメインに撮ったので、他はざっくりと。
市電車両ができるまでを写真で紹介。
横の小窓がかわいい。
横浜市電今昔写真展(前篇)
詳しくはこちら。
故吉村栄氏が、およそ40年かけて制作、収集された鉄道模型(0ゲージ)コレクションの一部。
市電シュミレーター。
今回、このハマジオラマを見たくて来ました。
ここは事前情報があまりないと思うので、注意することがあります。
ジオラマの電車が自動で走ったり、夜景になったり、背景のモニターに映像が流れるショーは、1時間に1回あるということ。
私はそのことを知らなかったので、ショーは少ししか見られず。
ジオラマの夜景はほとんど撮れませんでした。
私は勘違いしていて。
1時間も待たずに、すぐに夜景が繰り返されるのかと思い、ショーの間は幼稚園の団体のことを考えて、私はジオラマの近くに行かなかったというわけで。
ショーではない時間のジオラマは、昼間の光景のみで、電車も来館者がお金を入れて、操縦して走らせないと動いていません。
ここに入って、最初の2枚だけが夜景の雰囲気が写っている。
実際は、もっと夜景が美しくて、街の灯りやたくさんの電車がイルミネーションのようにキラキラしています。
それがめちゃくちゃキレイなので、それを見るだけにここに来てもよいくらい。
ハマジオラマの周りの壁は、市電や市バスの歴史が紹介されている。
まずは、横浜三塔から。
このミッションボードに書かれていた運転ショーのタイトルを検索したら、ショーの動画が見られました。
横浜市営バス滝頭営業所の皆様(バス乗務員、整備工場・事務所の方々)
市営バスの仕事は、運転ショー「とある家族の一日と市営交通」で紹介しています。
ハマジオラマについては、こちらの記事でも紹介しています。
このトンネルの中には…
こういったかわいい電車が。
小さいお子さんは、ここを通るだけでも楽しそうだった。
トンネルを抜けたら、壁に紹介されているのはバスや地下鉄について。
ショーが終わったら、ここに残ったのは私を含めて数人。
その数人は、夜景を見ていないという。
その人たちが1時間待たずに帰ってしまったら、夜景は見られなくて可哀想。
ジオラマは昼間の光景でもちょっと薄暗い。
それにしても、よくできたジオラマ。
横浜の街が凝縮されている。
実際の場所とは、位置が違うけれどね。
iPhoneから望遠カメラに持ち替えて。
撮ったものを少し明るくしました。
日本丸もある。
タンクや貨物列車もある。
また、タンクの汚れ具合がいい感じ。
山手なのかな。
キングの塔(神奈川県庁舎)と観覧車が一緒に見られるとは。
クイーン(横浜税関)とも。
下から見ると、リアルに街を覗いているみたい。
「ハマツオINN」の看板がやたらと目立つ。
キリンが住宅街にいると思ったけれど、野毛山動物園なのね。
妙に車線をはみ出してるし、ここだけ渋滞している。
何気に人形が面白い。
人が集まっていると思ったら…
アイドルと観客みたい。
ホームにいる人と駅の外にいる人が、お互いに手を振っている。
事故っているような。
こちらも。
最初は、変わった塗装の車かと思ったら、どうやらボンネットが燃えているみたい。
その横に墓地があるという。
親子連れのママがお金を入れてくれて、小さい女の子が操縦してくれたおかげで、京浜東北線が動いている。
ありがとう、見知らぬママと女の子。
ハマジオラマってば、お人形でかなり遊んでいるよう。
他の所もじっくり人形を見ればよかった。
市電保存館では、他にもジオラマがあります。
前からあったジオラマはこういったもの。
これはこれでいい感じ。
手作り感満載の桜の木もあるし。
リニューアルされて、館内で新しい展示があったりと。
ジオラマも見応えがあって、とてもよかった。
たまたまなのかもしれないけれど、今日は前に来たときよりもお客さんが多かったのもよかった。
小さな子たちが、市電や電車を見て楽しそうな様子を見るのも、すごくよかったのでね。
ではでは、こちらはこの辺で