昨日は、シーメンスクラブでランチを食べてきました。
なお、シーメンスクラブは通称とのこと。
外国の船員さんが利用する施設。
ここの存在はなんとなく知っていたけれど、船員でもない人が気軽に入れるのかなと思いずっと行かずにいて。
今回は入店しようかなと思って調べたところ、一般の人でも利用できるとのこと。
本牧ふ頭に向かうときに店の前を通ったら、まだ開店前なのでこののぼりは見えなかったけれど、これがあると一気に定食屋っぽくなって入りやすくなった。
入り口でランチメニューを紹介しているし。
中に入ると英語で書かれた冊子が置いてあり。
ちょっと雰囲気が出てきた。
なお、写真を撮ってよいか伺っています。
入る前は日本語で大丈夫なのかな、なんて思っていたけれど。
心の中で、英語でしゃべる準備なんかしちゃったりして。
店先に「日替わりランチ」って書いてあるくらいだから、大丈夫よねと思いつつ。
左手には鬼滅っぽいキャラが。
こちらは事務所のようで。
ゲームコーナーが昭和っぽい。
いい感じ。
ビリヤード場が見えると、アメリカンな雰囲気が。
両替所がある。
円とドルの為替相場も表示してある。
「ザ・プロペラクラブ」のプロペラは、船のスクリューのようで。
バーとレストランの間にあるしきりには、こういったものが。
バーは夜間のみ営業とのこと。
こちらはレストランの受付。
開店直後に行ったので、席は選び放題。
どこに座ろう。
こういうときって、窓辺の隅っこに行きたくなるよね。
隣の席は水仙が見えるけれど。
私はやっぱり隅っこの席に。
華やかなテーブル。
窓の外は本牧ふ頭を行き交うトラックが見える。
そうそう、散策しながらデコトラ（控えめな）が見られたりもして。
和風な絵が描かれた荷台を撮りたかったけれど、運転手さんに気づかれたら怖い気もしたし、絵に著作権とかあるのかなとか思ったりもして、それは撮れず。
お水はこちらでセルフサービスで汲みます。
スープとライスもセルフで。
コーヒーも。
私がオーダーしたのは、本日のランチ。
唐揚げとミニハンバーグとサラダ。
スープは見た感じ、あっさりめのコンソメかなと思って飲んでみたら、予想外にコクがあり、ほんのりスパイシー。
野菜もしっかり入っていて具沢山。
ナスがトロトロなのもよく。
メインディッシュは茶色が多め。
ぱっと見でボリュームを感じる。
サラダに彩りがあってよかった。
後ろにトマトソースのペンネが隠れている。
実際に食べてみるとかなりのボリューム。
ハンバーグは肉厚で柔らかめ。
メニューには「ミニ」と書かれていたけれど、これだけでメインでいけるボリュームかと。
その上に、ちょっぴり辛めの甘酢あんかけの唐揚げがたくさん。
個数としては5個くらいだけれど、1個が普通の唐揚げの2,3倍ある。
ということで、久々にめちゃくちゃお腹いっぱいになりました。
アメリカンで大味なのかと思いきや、ハンバーグのソースは優しいし、ライスはよい炊き加減だし、全体的に日本人好みな味でした。
食後のコーヒー。
カップとソーサーに「USS」とプリントされている。
セルフサービスで使うものだから、お手軽なカップかと思いきや。
持ったときに重さと上品さを感じたので、どこのメーカーのものなのか気になってソーサーを裏返して見ちゃった。
その様子を見ていたのか、食べ終わった食器をさげに店員さんがきたときにこのカップのメーカーのことを教えてくれました。
MARURIというブランドのものとのこと。
コーヒーはというと。
一口目は「苦っ！濃いっ！」と思ったけれど、飲んでいるうちにそれがクセになって、これを飲みにまたここに来たくなるくらい。
なにかのフレーバーが入っているような、香ばしさもあり。
インパクトの強いコーヒーでした。
帰り側、こちらの写真を撮っていなかったのでパチリ。
太平洋が中心ではないから、見慣れない地図。
それで、また異国情緒を感じたりもして。
＊ ＊ ＊
シーメンスクラブについては、こちらの記事や動画で紹介されています。
記事の方は2013年のものなので、現在とはいろいろと違っているけれど、このクラブの歴史を紹介しているので載せようかと。
本牧ふ頭の異国情緒あふれる「USSシーメンスクラブ」ってどんなところ？
動画は3ヶ月前のものなので、そんなに違いはないと思うけれど。
私はステンドグラスのお店には気づきませんでした。
シーメンスクラブは店員さんも外国風なのかと思いきや、厨房は定食屋の雰囲気と変わりなく、親しみがある方々でした。
夜のバーはわからないけれど、ランチには気軽に入れて、ほんのりと異国情緒を感じられるお店です。
海にも近いので、お散歩がてらによいかも。
ではでは、こちらはこの辺で