50代 | 深い森のみどり色の朝

深い森のみどり色の朝

人間界の涙は、まだ夜が明ける前の森の中に朝露になって降りてくる。夜のうちに、漆黒の魔法使いが呪文を唱えてくれるからね。 ぼくは、その朝露を瓶に詰めて、シャンプーを作る。特に六月の早朝に。

人から、あなた、更年期なんじゃないの?と言われたら、
何だかモヤモヤする。多分ね。
 
50歳になり、老後の生き方を思ふ。
既に親の介護、されど我が子らも
手はかからねど、金はかかる。
やっぱり、忙しい。
 
 
ああ、何時になっても!
幾つになっても!
 
こんな自分に、更年期なのかしら、と
呟いた。
 
 
ボンボン時計のネジを久しぶりにまく。
コチコチ時を刻む音が心地よい夕。
 
追伸
ボーンって鳴る音が低いやつを昔、一生懸命さがしました。
年代が上がるにつれ、景気や時代でこの音は高くなっていったんですって。ほんとかな。。。