深い森のみどり色の朝

深い森のみどり色の朝

人間界の涙は、まだ夜が明ける前の森の中に朝露になって降りてくる。夜のうちに、漆黒の魔法使いが呪文を唱えてくれるからね。 ぼくは、その朝露を瓶に詰めて、シャンプーを作る。特に六月の早朝に。

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母の再発

 

 ヘルパーさんに助けてもらい、なんとか乗車、3度目の正直で病院へ。 

 しかしながら、脳に再び腫瘍が再発していることを知る。

 

 

 母の場合は、抗がん剤で腎臓がやられてしまい、それが死に繋がるため、それでもどうしても治療をするのか、ということに。

 

 死を覚悟の治療よりも、自宅でどれだけ好きなことをして生きられるのか、ということを迷わず選択出来た。

 

 母を乗せて帰宅する。車中で母が助手席からそっと私の頭を撫ぜた。

 

 こうして母を乗せて車で見る景色も、最後かなぁと過った1月の午後。