®  始めに!

1)太陽放射

     太陽が出す放射エネルギーのこと。

     電磁波の放射を指すことが多い。

     太陽放射の約半分は、可視光線で、残り半分は赤外線や紫外線が占める。

     太陽で放射される電磁波を太陽光とも言う。

 

«  太陽からの放出時における太陽放射の組成

²  ガンマ線 - ごく微量

²  エックス線 - ごく微量

²  紫外線(~0.4μm) - 7%

²  可視光線(0.4μm~0.7μm) - 47%

²  赤外線(0.7μm~100μm) - 46%

²  電波(100μm~) - ごく微量

²  ニュートリノは、電子・陽子をすり抜けるためすべて放射される。

²  アルファ線、ベータ線、電子、ヘリウム原子核、陽子などが太陽フレアなどで発生する。 

 

2)地球環境と電磁波

 

u  太陽から放出される様々な種類(波長)の電磁波は、地球の大気の層で、波長が280 nmよりも短い電磁波(生体に有害なγ線、 X 線、UV-Cなど)は大気層で吸収されてしまい地表にはほとんど到達しません。
また、UV-B280315 nm)は0.5%程度、UV-A315380 nm)は5%前後(季節や天候によって変動する)が地表に到達すると言われている。

u  可視や赤外は一部大気中の水分の吸収を受けますがほとんどが地表に到達します。この地球上で我々人類を含む多くの動物が生を保っているのは、可視から赤外にかけての太陽光エネルギーの恩恵を受けているのと同時に、生体に極めて有害な短波長(UV-B以下の波長)の電磁波を大気層が吸収・遮蔽してくれているからと言えます。

u  南極のオゾンホールが問題視されているのはオゾン層で吸収されるはずの紫外(UV)成分が地表に届いてしまうからなのです。

u  宇宙飛行士が、宇宙服を着ますが、酸素の補給以外にも、宇宙服はガンマ線、X線、UVなどの有害電磁波を遮蔽し人体を保護するという重要な機能も持っているのです。

 

 

3)太陽と地球

 

動画のULR:https://acidcow.com/pics/58082-planets-9-gifs.html

  • 何層ものバリアが、宇宙の飛来物から地球生命圏を守っている

 

地球へは、宇宙空間から膨大な量の放射線、プラズマなどが降り注いでいるが、太陽風と地球磁場は、これらを防御しています。

これらの飛来物がすべて地表に届けば、地球の生命体はひとたまりもありません。

しかし、最近地球の磁場が急速に弱まっています。

さらに太陽活動も弱くなっていて氷河期に入りつつあるのではないかと言われています。

 

4)地球磁場&磁極の昨今

®  磁極も急速に移動している。

 

®  欧州の観測衛星の調査で、地球の磁場が、予想より早いスピードで弱まっているとか・
20141月~6月までの磁場の変化を見ると、インド洋の辺りは強く(赤く)、アメリカ大陸の周辺など広い範囲で弱まって(青く)なっている。なぜ磁場が弱まったのか、明確な理由は判明していない。が、この変化は「ポールシフト:S極とN極が入れ替わる現象」『磁極逆転:物理的に北極が赤道方面に傾く現象』の兆候ではと疑われている。

欧州宇宙機関(ESA)の衛星が観測した「地球の磁場の状態」を視覚化した図

 

動画URLhttps://m.esa.int/spaceinvideos/Videos/2018/04/Magnetic_tides

 

5)地球磁場の逆転(ポールシフト)は?

ポールシフトは、過去360万年の間に11回は逆転し、現在では、2つの逆磁極期があったことが判明している。約500万年前から約400万年前の逆転期は、「ギルバート」と名づけられ、258万年前から78万年前の逆転期は「松山」と名づけられている。

 尚、国立極地研究所らの最新の年代測定の結果、
 最後の磁気逆転の時期は約77万年前と報告されている。

 

 

千葉県市原市の養老川岸の地層から見つかった「白尾火山灰」と呼ばれる火山灰層から取り出した鉱物を分析したところ、地球磁場の逆転を示す証拠を発見。測定の結果、地球最後の磁場逆転は、定説より約1万年遅い「約77万年前」に起ったことを国立極地研究所などのグループが発見

 

日本は、不思議な国で自然災害が最も多く発生する場所に有りながら古代からの地層が有り地磁気の記録が残っていたり、福井県若狭町の水月湖の湖底から取り出した「年縞サンプル」が「歴史の標準時」に成っています。堆積地層の放射性炭素と比較することで調査対象の年代が確定するのです。

この地層のお陰で7万年前まで年代が確定できるのです。実際の地層は15万年前まであるようですが年縞が不明瞭な部分が多く確定していません。

パンフレットは以下から入手してください

http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/shizen/nennkou/nennkoukaisetup_d/fil/handbookJp.pdf

 

6)動物と地磁気

«  人間も磁場を見ている?

地磁気は、「クリプトクロム」という光感受体であるタンパク質が磁気コンパスのように振る舞う。のだそうです。

 

このクリプトクロムという光受容体は、多くの動植物が持っていて、ハトや蝶やネズミ、クジラなどの網膜細胞から見つかっていて、そして、ヒトの細胞の中にも作られるのです。ただ人間は退化しているようで認識できていない。

 

磁場で旅をする生物としての代表格の「オオカバマダラ(モナーク蝶)と、ハト」が激減しているそうですが。地球の磁場の弱まりと関係が有るのか心配に成ります。  赤字は、最近のアメリカとヨーロッパの生存状況です。 それに、大量のイルカが日本海にやってきたり、クジラやイルカが浜に打ち上げられたりするのも変ですし、磁場の影響? かもしれません。ミツバチも減っているとか?

多くの動物種は、地球の磁場の方向、強度、伏角を感知することができ、そうした情報をナビゲーションの手掛かりとして用いている。

 

例えば狐さんは!

 
出典:phys.org

キツネは藪や雪の下にいる鼠などを、的確にその位置を掴み、高く跳ねあがると、一気にその中へダイブして獲物を捕らえます。キツネが北東、南西向きにジャンプした時だけ狩りの成功率が73%と極端に高いことが判明。キツネが磁気感覚を距離計として利用し、音源定位の正確性を補強している?  狐さん凄いですね。

 

41秒後が獲物が取れたジャンプ

 

私は、韓国出張の時現地の方と韓国南部の巡回サービスを行ったときにバスターミナルが見つからなくて困ったときが有りました。が!何と無く “こっち” と思い無事到着したことが何度か有り、現地のサービスマンに不思議がられたことが有りました。

私にも、何故だか分かりません。ただ 何と無く です。第六感としか言えません。

クロアチアでも、帰国時午前中暇だったのでホテルで貰ったMAPを頼りに散策し、トイレで道に迷い変な所に行ってしまいましたが、感を頼りに戻ったことが有ります。たまたまかも知れませんが、いつの間にか見たことのあるロータリーまで来ていました但し道が5本も有るのでどちらがホテルに向かうか分からず現地の人に聞いて戻ることが出来ました。

意識していませんが人間にも地磁気が解るのでは・・・。と思ったりしています。

 

尚、放射線が多くなると気候荒れることや地震火山の噴火も増えると言われています。

というわけで電磁波とは少し外れますが地球環境についてでした。

 

以上です。

今腰痛と右手親指を、家のシバに2か所噛まれて、無理やり抱っこしようとしたせいです。

シバは触られるのが好きでない為。そんな訳で自動繰糸機の資料が出せません。

そしておふくろさんが入院したので更新で出来ないときが有るかもしれません。その時はあしからず。