香りのある光景
先日、レストラン敷地内の雑木林にて
野ユリを避けて草の手入れをしました。
野ユリが咲き始めたので愛でていると
小学生の女の子を連れたお母さんが
「○○○ちゃんの苦手なユリの花だね」と
通りすがりに会話しているのが聞こえてきました。
おそらく、花粉アレルギーか
匂いアレルギーがあるのかもしれません。
ユリは人間の都合などお構い無しに
真っ白な色と濃厚な香りで
蝶や虫達を引き寄せます。
個性を主張する生き物は
ある者を魅了し、ある者から嫌われる。
個性があるほど、その境が際立ちます。
人間、特に日本人は匂いに敏感なようで
香道やアロマで楽しんだり
逆に無臭・消臭の商品を好んだりします。
山中湖に住み始めて
鹿やイノシシを身近に感じるようになりました。
人間のマーキングの匂いが稀薄になり
野性の動物達は
人間の存在を気にしなくなったのかもしれません。
人は
自分と感性の合う人と群れたがり
自分の居心地の良い在る場所を求めます。
それって自分のマーキングを薄める行動?
泥臭い奴
毒っ気のある奴
棘のある奴
と付き合ったほうが自分の香りが際立ってくる。
ユリの花とユリの苦手な女の子を見て
とりとめのない事に思いを巡らせました。
麦刈りして、我をおもう。
先週の休日を利用して麦刈りをしました。
小麦をおよそ50キログラム。
ライ麦を25キログラムぐらい収穫できました。
地主さんの稲刈り機と脱穀機を使ったので
作業が思いの外スムーズに進行しました。
ライ麦は背丈が高いので
草刈り機で小麦より手間取り
脱穀機ではワラが入り込んで詰まったり
ライ麦は栽培から収穫まで小麦より手間がかかり、
ライ麦を栽培する農家さんが少ないのだと推測できました。
思い起こせば、麦の種蒔きをしたのが
昨年の11月末。
蕎麦カフェ 小竹105を営んでいて
蕎麦の収穫が終わり
お客様が増えつつある状況で
「さあ、これからだ」という時に
自分の意思では変えられない諸事情により
アウェイの立ち位置で
続行するか
撤収するか
悶々としながら
営業後に日が暮れるまで
麦の種蒔きをしていたのを思い出します。
あれから
お店を撤収し
2ヶ月の無職を経て
震災を経験し
現在があります。
その間、麦達はスクスクと成長し
僕達にたくさんの実りを与えてくれました。
わずかな種からたくさんの恵みを与えてくれる作物。
その作物を料理できる環境にいる
現在の自分を心底幸運におもう。
昨年の貴重な経験を与えてくれた前職のボス
小竹105のお客様
地主さん
同業の仲間
現在の会社の仲間と感性の豊かなお客様。
書ききれないくらいの出会った人達。
そして両親。
豊かな小田原に土地・建物・畑を遺してくれたご先祖様。
すべての人に感謝。
麦のように豊かな恵みを与えられるように
一日一日を
丁寧に丁寧に
人様に豊かさを与えられるような
心の種蒔きを
一粒一粒蒔いて生きる人でありたい
とおもう。
やりたい事を実行するということ
今日は仕事が休みだったが
一日中、レストランとコテージの草刈りをしていました。
僕のやりたい事は
2年後に
敷地内を花と野菜でいっぱいにして
花咲かじじいになること。
今は草だらけだけど
絶対実現する。
それを実現するには
休みを減らして
がっつり動き回るしかありません。
うちの職場は20代、30代ばかりで
40代は僕のみ。
みんな、気の良い人ばかり。
悪く言えば、人畜無害で
熱い心を持った
暑苦しい奴がいません。
すっげー、物足りない。
まあ、日本が衰退して
就職するのもままならず
夢を持ちづらい時代に育ったから
現実的に生きているのでしょう。
なんか、つまんねーの、、
バブルを少しだけ味わった世代の身としては
夢を持てた時代のワクワク感を
若い衆にも味わってもらいたいと思っている。
そのためには、バブル世代の40代・50代が死ぬ気で血ヘドを吐くぐらいの意気込みで踏ん張らないと
若い衆に示しがつかん。
左膝に水が溜まって
動きづらくなってるけど
がっつり動き回って花咲かじじいになってやる!




