おはこんばんにちは、おだじょーです。
このブログでは、しろうとモデラーのおだじょーが
思っていることを好き勝手書いていきます。
あくまでおだじょー個人の考えが強めなので
ほーん、そうなん、くらいで見てもらえるとよいです。
デジタル?アナログ? 二者択一なのか?
フィギュアを製作する人において、作る手段は様々です。
中でもデジタル、アナログのどちらでやるかという議論は
界隈でたびたびで行われています。
ここに関しておだじょーが最近思っていることは、
結局、ガレージキットフィギュア1体を販売させるに至るには
デジタル、アナログどちらも使わざる(作業せざる)を得ない。
なので、デジタルがいいとか、アナログがいいという議論は
やる意味ないよな。。。。と個人的には思います。
アナログのこういうところがいい、
デジタルのこういうところがいい
といろいろ意見がありますが、自分の経験談を元に追記していきます。
フィギュアを作る工程
下記にフィギュアを作るフローチャートを大ざっぱに書いてみました。
ここで考えたいのは、
どこにデジタル造形 or デジタルデータ作成
の工程が入るかです。
デジタル作業= PCでやる作業
と定義して色を追加すると下記のようになります。
ここで主に主張したいのは
①デジタル作業併用ケースでも
表面処理、レジン複製 の工程がアナログ作業として存在する。
ということです。デジタルで進められるのは
3Dフィギュアデータの作成までです。
表面処理や勘合調整は手作業で対応しています。
下記は表面処理作業の一例
処理前
→印刷の積層痕や、サポート痕が残っている
処理後
→表面がある程度滑らかになり、CG画像と同じような影の落ち方になる。
※パーツ印刷後に、紙やすりでチマチマ磨いて下図の状態を得る。(白目)
ゆえにキットの複製、販売をゴールとする場合、
デジタルで造形する人にも、アナログ作業の知識・練度がある程度求められる
のが常となります。
ごくごく一部のスーパー原型師さんは、CGモデリングのみで終わる方もいるかもしれません。
一方、現状のWFに出られている多くのディーラーさんは
①のデジタル作業併用ケースで対応されている方が多いかと思います。
(①が結局、万人がクオリティ向上と製作期間短縮を狙いやすい。)
いろいろ書きましたが、自分は上記の考えなので、
フィギュア作るときには、デジタル&アナログどっちも作業あるやん。。。
なのでデジタルかアナログどっちが良いの議論って不要じゃね???
てか、どっちもないと現状なりたたないんだから、その議論をするひとは
フィギュアの作業工程しらんだけでは。。。
となります。
一方でアナログ作業を中心に作業をされている、
ディーラーさんもまだまだ多数いらっしゃるかと思います。
自分も当初はアナログ作業のみで、造形を楽しんでいた人間ですが、
5~6年前に比べて、現在はデジタル造形導入のハードルはかなり下がっていると思います。
最初こそ導入コストがかかりますが、造形作業において様々メリットがありますので
そのあたりも別の回で述べていきたいと思います。
では、また気が向いたら見てね!!! おだじょー