久しぶりにブログを更新しています。

なんだか11日以来、何をどう書いたらいいのか良くわからなくて、そのままにしていましたが、昨日純烈メンバーの白川くん、後上くんと米倉利紀さんのライブを見に行って、思いっきり元気と笑顔をもらったので、僕も笑顔のおすそ分けが出来れば…と今、ブログを書きました。



昨日のライブは電力不足のこの御時世を考慮して、ライティングも最小限の節電モードで行われました。



でも、米倉さん自身は逆に全身発電機状態で、薄暗い会場に、ぐっとこらえて頑張ってる世の中に、思いっきり放電しまくりでしたよ(笑)



会場にいたお客さんも、僕らもその明かりに照らされて、心の太陽電池を目一杯充電させてもらいました。



今回の震災があってから短期間で作った、"メッセージ"という曲をライブ半ばに披露してくれたのですが、この曲…



詩がシンプルで、飾らない言葉で語りかけるように綴られているので、直球でズバッ!と心に突き刺さるんですよね。


ズバッ!と…


関係者席から見させていただいてたのですが、会場の人達も涙ながらに聴いている方々がたくさんいました。



残念ながらCDになってたり、音源が存在する曲ではないので紹介出来ませんが、今後リリースされることを心から祈ります。



その"メッセージ"を聴いていると曲の最後の方に「大丈夫」という言葉が出てきます。



それを聴いた瞬間、記憶のかけらがフル回転して、ある曲のことがバッ!!と頭の中に出てきました。



僕がまだ仙台に住んでた頃、仙台出身のアーティストで"坂本サトル"さんがボーカルをつとめる"JIGGER'S SON"というバンドの"大丈夫"という曲です。



ヒット曲なので、もちろんご存知の方もおられると思いますが、仙台出身のアーティストということで仙台の放送曲では、当時かなり頻繁に流れてました。



PVも好きで、よくこの曲を聴いていたのですが、そんなことも忘れかけていた頃に阪神大震災がありました。



当時勤めていた会社の本社が被災地にあったこともあり、街の復興支援ということで、瓦礫と化した神戸の街の復興のお手伝いをしていた時期…、たまたまFM802でこの曲を流してて、「あっ、"大丈夫"だ!」と思って聴いてたら、震災の街の風景の中で聴くその歌が、仙台で聴いてた頃と全く違った意味を持つ曲に聴こえて、なんか勝手に泣けてきたことがありまして…



それを昨日の米倉さんが歌ってる最中に思い出した途端、"メッセージ"と"大丈夫"のダブルパンチで完全にやられました。



"大丈夫"という曲は震災の為に書かれた歌ではないですが、「なぐさめるより勇気づけたい」とか「会いたいという言葉の代わりに大丈夫」といった歌詞の持つ意味が、これまた直球でズバッ!と心に突き刺さるんですよ。


こんなことを書いたらいけないんですが、Youtubeで帰ってから早速PVを見てみたら、あの頃のこともそうですが、今回の地震による被災地の映像や画像がフラッシュして、頑張れ!!、という気持ちになりました。



ほんとに、こんなこと書いたら駄目なんですが知らない方はぜひ一度

"JIGGER'S SON"

"大丈夫"

で検索してみてください。

米倉さんの"メッセージ"が紹介できないのがほんとに残念ですが、「あー、是非とも聴いて頂きたい!」…ライブに行けば聴けるはずなので、ライブに行ってみて下さい。



あとはリリースされることを祈りましょう。


米倉さん、僕の記憶の鍵まで開けてくれてほんとにありがとうございました。


笑顔の為に僕も頑張ります!!