かなりずっしりくる作品でした。現代社会に散見されるいじめ、自殺などを題材にした作品なのかな? 結果的にサイコパス地味た女子高生2人が常軌を逸脱しなくてよかった気がする。 最後は怒涛の展開で、情報が処理できなかったから2回くらい読み返しました笑 

全ての点と点が繋がった時感動しました 敦子が、「心を閉じていたのは自分なのかもしれない」と気づいたとき、2人の乖離していた絆が繋がる感覚をおぼえて、こちらまで嬉しかったです笑 入院してた男の子2人の絆と過去の出来事は胸が痛かった。 男の子がお父さんを刺したと理解するまでかなりの時間を要しました笑 あくまで僕の感想ですが、「ヨルの綱渡り」が湊かなえさんが本当に伝えたい、この文章の核心だと思いました。 他人にフォーカスして自分を見失ってしまい劣等感に苛まれて生きている人々、集団から社会からはみ出ようとしない人々、そんないまを生きる人々へのメッセージ性もあると思いました。次は吉田修一さんの 「森は知っている」を読んでみようと思います。 今回の話は本初心者の僕としては難しかったので、ちょっと軽めの本を選びました笑笑 楽しく読んでいきます!