トースターで有名なバルミューダが、10万円のスマートフォンを出しました。
僕の知る限り稀代のガジェットマニアで批評家でもある高城さんから見て、このスマートフォンはどのようにお感じですか?

【 A 】
先日、大変面白い記事がthe Vergeに掲載されていました(https://www.theverge.com/22801890/sunbeam-radiant-control-toaster-t20-t35-vista)。
これを読む限り、1949年に発売されたトースターを上回る商品は発売されていないと論じています。
実は、飲食に関連する大半のテクノロジーは劣化してるんです。
都内で薪で焼くレストランが急増しているのも、原点回帰の現れ。
進んだのは「イノベーションを装うマーケティング」だけで、当然バルミューダも行き詰まっている感が拭えません。
最新のiPhoneは、1TBなのにバルミューダのスマートフォンは6GB!しかなく、バッテリーも劣悪、Snapdragon765なのに10万円って、エイプリールフール・キャンペーンかと思いました。
なにより、このスマートフォンのリリースにより、デザインしたかったトップの欲望&暴走を誰も止める人がいない劣化した社内システムを露呈しています。
上場すると我を見失ってしまう典型例です。
このメーカーのあらゆる商品をお持ちの人がいたら、アフターサービスがいい加減になる前に、売却することをオススメしますね。
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2021年12月10日(高城未来研究所「Future Report」Vol.547/Part2)