第一子(娘):昨年3月に受験を終えた現高校1年生
第二子 :中学生
宮城県の高校受験に関する個人的な感想を保護者目線で綴るブログです。
情報が誤っていたり、更新されていることもあります。
正確な情報を得るためにご自身でも確認なさってくださいね
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こんにちは。
私立高校の合格発表が出始めたかと思います。
多くの学校で、出願したコースの合格基準に達しなかった場合、別のコースで合格になる場合がある「スライド合格制度」を導入しています。
しかし、唯一!?(違ったらすみません)、仙台育英高校はワンランクアップする「逆スライド合格」的なものがあります。
■仙台育英特進コース・東大選抜内定での合格
仙台育英の特別進学コースの中には「東大選抜」というクラスがあり、入試の際一定の基準を満たすと、合格発表の際に「東大選抜クラス内定」と、特待Cの通知が表示されます。
他の学校と違うところは、出願の際に「東大選抜クラス」を選択して出願することができないことです。
言い方を変えると、狙っていなくても、また、受かるわけないだろうと思っていても思いがけず合格してしまうという特徴があります。
その年によってクラスの数が異なるようですし、基準が不明瞭なため、特にボーダー付近の偏差値の人は予測が難しいのではないでしょうか。
■想定されるパターン
ある人は、A高校と、育英の特進コースの二校を受験しました。
A高校 偏差値59
仙台育英特別進学コース 偏差値57
A高校の方が偏差値が高く、私立第一志望制度を導入していたのでそちらを申請し受験しました。
※私立第一志望制度とは、公立高校に不合格だった場合、必ず入学しますという確約のもと、一定の点数が上乗せされる優遇制度
合格発表で、A高校合格、育英は東大選抜内定での合格になりました。
A高校 偏差値59
仙台育英特別進学コース 偏差値57
仙台育英特別進学コース(東大選抜) 偏差値62
東大選抜内定が予想外で、せっかく合格したのだからそちらに進学したいと思っても、A高校の私立第一制度を申請しているので、A高校へ入学手続きを行わなくてはいけません。
私立第一志望制度はとても魅力的な制度ですが、育英の特進と併願する場合は注意が必要です。
■東大選抜内定は公立高校合格発表後に追加内定がある
また昨年度は、公立高校合格発表の後に、育英に進学を決めた人に対して追加で東大選抜内定が通知されたようです。
辞退者の数や新年度のクラス編成の調整でそのようになったのだと思われます。
こちらはその年によっても違うかもしれませんが、参考になさって下さい。