奈良演劇鑑賞会では、2023年10月例会で、文学座の『炎の人』に取り組みました。

再来年2026年に企画案として『』が挙がっています。

佐々木愛さんの主演最後の舞台となるそうです。

炎の人』から4年を経て佐々木愛さん、藤原章寛さんに

会えるのが楽しみですドキドキ 『炎の人』で作った藤原ゴッホの似顔絵です。

 

2024年の今年2月例会は『サンシャイン・ボーイズ』で始まりました。

そして今年最後の例会は『その場しのぎの男たち』で終わります。

どちらの例会にも佐藤B作さんが登場。珍しいですね。

元旦に日本列島を震撼させた能登の地震で始まった今年を

劇団東京ヴォードヴィルショーの笑いで締めくくれることを

喜びたいと思います。

    

 

 

 

 

2022年の例会で上演された『O.G』は奈良で大好評でした。

再びスミちゃん、カズちゃんのその後のストーリーの

舞台が観られるってすごくないですか?

期待大!待ってます♥(『O.G』の例会時の似顔絵です)

 

  

 

 

 

奈良演劇鑑賞会 第221回例会は劇団東京ヴォードヴィルショーの

『その場しのぎの男たち』です。

 いわゆる大津事件で警官に切りつけられた来日中のロシア皇太子ニコライ。

事を大きくすまいとあれこれ考えるも、うまくいかずその場しのぎの

案ばかりで右往左往する組閣5日目の松方内閣。

 東京ヴォードヴィルショーと三谷幸喜の爆笑劇。

12月11日(水)、12日(木)やまと郡山城ホールで師走に大いに笑って年越ししましょう!

 

 

 

映画はジュリア・ロバーツ、サリー・フィールド、シャーリー・マクレーン他

大女優が軒並み出演。ジュリア・ロバーツはまだ出始めた頃、この映画で

アカデミー賞助演女優賞を受賞しブレイク。

原作者ロバート・ハーリングも牧師役で出演していたし、この作品のモデルの

スーザンが、命がけで産んだ息子が2才になるまでの子役も登場していたし、女優達を

取り巻く男性陣も登場していた。

結婚から亡くなるまでの約5年間を映像化した映画。

 かたや、女性ばかり6人の舞台は、セリフで男性の存在を伝えている。

場面転換のクリスマスの装飾を裏方としてではなく、工事の職人役として

男性を登場させていたところが、ウマイッ!!と思いました。

 映画も舞台も、糖尿病患者の女性が命がけで出産した思いを

激しく伝えている。

スーザンの思いは、母マリンの思い、女友達の思いと共に鑑賞した人達に

伝わったと思うツール、映画、舞台となりました。

奈良で文学座の『五十四の瞳』を鑑賞したのは、去年8月。

もう1年経ちました。淡路島の近くの小島、西島のお話。

実際に起こった阪神教育闘争を舞台化。この例会を観なければ

知らずに過ごしていました。

 明石名物のタコ、貧しい彼は彼女にタコの指輪を贈ります。

タコの切り身の指輪、上手に作れたのでしょうか。臭うのでは?

そういえば、タコ料理の得意な韓国籍のおっちゃん役のまいど豊さん、

今年12月例会の『そのばかぎりの男たち』に再び登場しますね。

嬉しいことに、今年1月例会の『サンシャイン・ボーイズ』の佐藤B作さんも。

『サンシャイン・ボーイズ』で描いた似顔絵を

流用できるかな、流用したいな。

 

 

『ひとごろし』は、以前奈良演劇鑑賞会の例会で上演された演目です。

今年2024年は『文七元結』、来年2025年も『あかんべえ』が予定されています。

 『ひとごろし』という題名はおどろおどろしいですが、山本周五郎の時代小説の舞台化です。

臆病者の六兵衛が名乗りをあげて、剣豪相手に刀を使わず、「ひとごろし~、ひとごろし~」と叫んで相手を

負かす話です。

 渡会さんのイラストを美男美女に変えました。(ごめんなさい)

このイラストは今も私のスマホの待ち受けにしています。何年も!

役者なら一度は言ってみたい台詞が井上ひさし作品にはたくさんあると

言われる座長役の熊谷真実さん。

100年先まで残る井上作品の担い手の熊谷さんの似顔絵を描いて、

会場ロビーに飾りました。

熊谷真実さんと旅館の女将役の真飛聖さんの台詞の掛け合いが

流れるように、雪がこんこんと降るように耳にあふれました。

 

 

 

3年前の2021年12月 第203回例会無名塾『左の腕』の仲代達矢さんの似顔絵を

描いて会場に飾りました。

仲代さんに奈良に居ながら会えたことに感動。

刀さばきは年齢を感じさせず、気迫がありました。

これを最後にと言わず、再び仲代さんの舞台が観たいものです。

 

 

2020年の例会で井上ひさし作の『うかうか三十、ちょろちょろ四十』を奈良で上演されました。

人形の持つ魅力が、人間が演じたと同様に、またはそれ以上に笑いも泣きも

観客一人一人に届けてくれたことを思い出します。

 来年12月の例会に決まって嬉しいかぎりです。今度は宮沢賢治作の『オッペルと象』です。

楽しみに待ってます。

 

『約束』と『うかうか三十、ちょろちょろ四十』のイラストです。