Hと約2ヶ月ぶりに会った。


私に付き合っている人がいるとHにメールで告白した後、『とにかく会って話がしたい』と言われ続けていた。


私もHにはちゃんと会って話したいと思ったし、たけし君もそれは許してくれるだろうと思って、正直に、Hに会って話してくると言ったら、『なんで会う必要があるの?別れ話なら電話でいいでしょ』って言われてしまった・・・あせる


たけし君自身、奥さんとの離婚話は全て電話だけで済ませたし、Hに会う必要があるとたけし君を説得する理由を私は見つけられなかったしょぼん


だけどHはどうしても会いたい、会って話がしたいと言う・・・


私も、このままHと会わずにお別れする決心をどうしてもつけられなかった。


本気で私を想ってくれて結婚したいと真剣に考えてくれるたけし君を裏切りたくはなかったけど、私はHと別れる辛さに耐え切れなかった。



一方でHも精神的ダメージが相当大きくて、食べられない、眠られない日々が続き、どんどん弱っていってるようだった。


サラを失いたくない、かといって離婚もできない、そんな自分を腹立たしく思ったり、情けないと思ったり、自業自得だと自覚もしながら、Hはすごく苦しんでいた。。。



そんなHに、なんとかすきを見つけて会いたかったけど、私にはたけし君がベッタリでなかなか会えなかったあせる



だけどようやくこの前、会うことができた。




Hは仕事を早めに切り上げ、私の職場の近くまで会いに来てくれた電車


私は待ち合わせ場所に向かいながら、いつもつけているたけし君がくれた腕時計をはずし、Hにもらったブレスレットを久しぶりにつけた。


こうすることが、「たけし君の彼女」から「Hの彼女」へと気持ちを切り替える手助けとなる。


待ち合わせ場所に立っているHを見たら、聞いていた通り、だいぶ痩せていたあせる

私に会うと、力ない笑顔で私に挨拶した。


二人っきりでゆっくりお話しできる場所ということで、カラオケBOXに行こうと事前に決めていたので、私達はすぐにカラオケBOXに行った。


席に座って改めて私をまじまじと見たHは、

『サラ、また綺麗になったな』

と言った。


今の私には、綺麗になれる原因なんて一つもないはずなのに・・・



それからHに

『サラ、今幸せ?』

と言われ、ポツリポツリとお互いの気持ちや考えていたことを話し始めた。



この時話したことは全てここに書ききれないし、H自身も話したいことの半分も言えてないって言ってたので、私たちの会話を抜粋して書くのは、読者さんの誤解を招くだけだし、理解してもらえないと思うので、書かないでおきます。。。




ただ、衝撃的だったのは、Hが途中で涙を流し始めたことしょぼん


『今まで楽しかったな・・・俺は夢見てたのかな・・・

・・・・・・つらい・・・』

と言ったHの頬に涙がツーッと流れた。


それを見て、私はHを抱きしめずにはいられなかった。

私も泣きながらHを抱きしめ、Hの背中をなで続けた。


Hは時々

『ごめんな・・・』

ってつぶやきながら、たまっていたものが一気にあふれ出したように、号泣していた。


私は男の涙を見るのは初めてだったし、Hだって人前で涙を流すような人じゃないし、Hの辛さ、苦しみがほんとによくわかった。




さんざん泣いた後、Hはこんなことも言った。


『こんなこと軽はずみに言うことじゃないから言わなかったけど、本音を言うよ。

俺は離婚して、サラと結婚したいと思ってる』



私がずっと待っていたような、恐れていたような言葉。

でも決して言われることはないと思っていた。


言われて、素直に嬉しいという気持ちとか、今さら遅いという憤りの気持ちとか、いろんな感情でごちゃ混ぜになった。



ただ、思ってるだけなら誰だってできる。それを実行に移すことがどれだけ難しいか・・・


『「思ってる」って、中途半端なこと言われても困るよあせる

『そうだよな、俺は全てが中途半端だよな・・・ごめんな』



カラオケBOXで4時間半位いろんなことを話したけど、結局何も解決はしていない。

だけど、私の選択肢に、「Hとの結婚」というものがうっすらだけど入ってきた。


それはあまりに現実的でないし、周りから見れば典型的な「彼の離婚を待って不倫のドツボにはまる女」になってしまうこともわかっている。


だからたけし君とは今まで通り結婚を前提にお付き合いを続けていくつもりだけど、私の人生、これからまだまだどうなるかわからなくなってきたあせる