いっせい君の手が私の胸をモゾモゾし始めたので、『なんかさわってるよ』と照れながら言った。次にいっせい君は私の手を自分のものへと誘導した。
触ってみると既にカチカチだった。
『な、彼女じゃないとすぐたつやろ』と照れくさそうに言った。
確かに彼女以外の女の子なら誰でもいいのかもしれないけど、彼のようなモテるタイプの男性からえっちする対象と見られて、当時の私はすごく嬉しかった。
そしてついにことが始まった。いっせい君の体は細いけど筋肉質で引き締まっていて、サーファーらしく日に焼けた綺麗な体なのが印象的だった。
たぶん私は、この時初めて手まんをちゃんとしてもらった。いっせい君のつけるブレスレットの、手を激しく動かすたびにカチャカチャ鳴る音が、なんだか余計に興奮させた。
全てが今までにない気持ち良さだった。恋愛感情までいかないまでも、やっぱり好みの男性とする方が気持ち良いらしい。実際は彼が経験豊富ゆえにうまかったのもあるのかもしれないけど。
終わった後いっせい君は『ヤバいわぁ』と連呼していた。
たぶんいい意味でヤバかったのだと私はとらえた。
それから2人で少し寝てその日は帰った。
見た目もかっこいいし、性格も優しくて面白いし、えっちもうまいし、私はいっせい君に惚れてしまった。と言っても自分でブレーキをかけられる位の憧れに似たような気持ちだったので、これから彼とどうこうなりたいとかは全然思っていなかった。
ただ、たまに会ってくれて楽しい時間送れたら嬉しいなという程度だった。
いっせい君は生活をサーフィン中心に考えていて、仕事も目一杯頑張っていたし、月1位で関西に帰ったり、毎日彼女からの電話にも出なきゃいけないので、なかなか会えるチャンスがなかった。
それでもその後いっせい君とは何度か会った。