何かにぶち当たると、答えを探そうとします。これは誰でも当たり前にやることですよね。

先生って、意外に「直球勝負」というか、そのものズバリ!を探しにいくケースが多いように感じています。

例えば、学級経営や学活など…

迷い、悩むといかに似たような具体例はないか…と。

使えそうなものはないかと…この発想が一番多いのではないかなとニコニコ

もちろん自分もそうあせる

ズバリ!はないものの、まあこの程度なら使えそうだと、吟味や加工もそこそこに使ってしまう…あせる

こんなケースです。自分もそのたびに反省しながらもやってしまうんですよねぇあせる

さて、問題や悩み、迷いはチャンスだと思うんです。…そんなこと当たり前!とっくに分かってるわ!と言われそうですが、では、それをどうチャンスととらえ生かしているか、生かすべきか、が重要なわけで、果たして…?となるわけです。

ぜひ、一度白紙に戻して考えてみることや大枠に立ち返って再構築してみることをお勧めします。

分かる、分かる…と頭では分かるのですが、実際やってみると結構難しいようです。若い先生は特に。何度か訓練し、コツをつかむ必要があるみたいですね。

何度かやって、やっとナルホド!になることが多いことか…いつもアドバイスする自分も苦労するケースが実に多かったのです。

これができるようになると、見方や具体策の立て方にも生きてきます。大きな所から考えられるようになるからです。

要するに、何事にも基本となるものがあって、常にそこに戻って考えなさい!という、これまた当たり前の当たり前でありながら、ついつい見失ってしまっている部分なんですよね…。

基本にかえる…さて、果たして、教育の基本はどこに?
毎日の活動などのそれぞれの基本は、それぞれどこに立ち返るべきなのでしょうね?

あまりにも当たり前のこと書いているようで申し訳ないのですが、自分自身の大きな反省としても…。
今、「学び続ける教師のネットワーク」と題して、勉強会的なものを立ち上げようとしています。

まずは、栃木から。

目的は、「本物の教師」を目指すこと!

とは言え、「本物の教師」自体、みんなで模索していかなければならないのですが…。

ともあれ、しっかり学び続けることのできる教師が「本物の教師」への入口、第一歩であると考えています。

さらには、みんながいわゆる教師力を高めることはもちろんですが、特に若い先生方の育成を目指します。


具体策としてまずやることは、教育の「見える化」です。

何度か触れていますが、これがカギであると考えています。

教育に答えはありません。理論はいくらでもありますが、1+1=1的な答えが存在しないこと…これが一番厄介。

しかし、その答えにたどり着く筋道はあります。そこまでを明らかにできれば、さまざまな場面で答えを導き出すことが可能になります。

理想を描き、抱いて教師となったものの、あっという間にそれが幻想?になってしまわないように、何とか力になれればという思いがあります。

少しずつ仲間が増え、高め合えるものにしていくこと…頑張りたいですね!

少し勉強する内容について触れてみたいと思います。

今、自分が教師として高めたいと思っていることはありますか?

例えば、学級経営…十分満足レベルの学級に育っていますか?

そもそも「学級経営」って、何ですか?

学級を経営する…?

具体的に説明できますか?

もちろん、例えば、これから先生になる方や新規採用の先生に分かりやすく、納得できるようにです。

学級経営で一番大切なことって、何だと思いますか?

では、学級経営を図式化してみましょう…?

学級経営の全ての要素を書き出してみましょう…?

それらを有機的につなげてみましょう…?

では、一つ一つについて、その意味や意義、そして、それぞれのノウハウを考えてみましょう!

学級の実態…とよく使いますが、学級の実態って何ですか?
どのように実態を捉え、分析することが必要なのでしょう?

などなど、こうして一つ一つ紐解いていくと、めちゃくちゃ分かりやすくなります。漠然としていたものが、みるみる具体的になっていきます。

自分が分かる!→学級経営が変わる→子どもたちが変わる→一人ひとりが変わる→…

ちょっと考えてみてください。
教育実習生のヒガシ

指導教諭の織田と出会った。いろいろな話の中、今後も一緒に勉強していくことになる。

教育書以外の本を読むよう進められ、まず紹介されたのが「日本でいちばん大切にしたい会社」であった。

◆以下、ストーリーへ…

ふと目覚めると、すでにうっすらと明るい空になっていた。本を読みながらいつの間にか寝てしまっていたのだ。

果たして、この本、どう役立つのだろうか。大いに疑問ではあった。

教育実習中、織田先生は、雑談の中で、すでに採用試験にパスしている自分にいろいろな話をしてくれた。

4月1日から、ほとんど分からない世界へと一歩を踏み出す自分。今、そのために何を勉強しておくべきか…という自分の疑問に対して織田先生は、「じゃ、実習が終わっても、これからいろいろ一緒に勉強しようか?自分で良かったら教えてあげるよ!」

この誘いに、すぐに乗った。

確かに織田先生のいろいろな話は、的確で分かりやすく、魅力的だった。つい先日、申し込んであった「若い教師のセミナー」がスタートし、二回ほど参加したが、そこでの講義や研修内容よりも数段分かりやすく、もっともっと具体的な内容が知りたくなるような魅力にあふれていたのだ。

そんな中で、まず紹介された本。まだ十数ページ。、読みやすく面白いのは面白いが…。

まあ、ゆっくり読んでみるかと心新たにしながも、また眠りに入ってしまった。

ふと携帯が鳴った。織田先生からだった。

「本、読み終わった?まだ、それは無理か…。」
「はい…まだ、ほんのちょっとしか…。」
「うん、大丈夫。ゆっくり読んでみてね!それより、もう一冊、ぜひ買って読んでみてほしい本があるんだ。」
「はい…。」
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら…っていう本なんだけど、知ってる?」
「はい、見たことあります。」
「その本、ぜひ買って読んでみて。」
「わかりました。買って読んでみます。」

ここからが、本当の始まりだった。

この本との出会い…ヒガシをのめり込ませる魅力に溢れすぎていた。

大学でも、小学校での教育実習でも、研修センターのセミナーでも、今までの誰にも教えてもらわなかった輝くカギがそこに潜んでいた。

そのカギを使い、織田先生とともに、そして自分の力で扉を開くことになるのだ。

勉強会が始まり、やがて、いよいよ4月1日の赴任の時をヒガシは迎える。

★序…end