【ODA 情報集】
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農業・農業協同組合銀行(BAAC)から融資を受けるもので有効と思われる政策の一つとして、「OTOP商品の生産」が挙げられると思われます。
OTOPとはOne Tambon One Product の略です。一村一品運動とも呼ばれます。また、一村一品運動を語る際によく使われる単語、「Tambon(タンボン)」は、タイの行政単位で、英語のTown やVillageにあたるそうです。
実はOTOPの発祥は日本の大分県で、平松守彦知事の発案で昭和54年に開始されました。過疎化が懸念される時代に開始され、20年たった今では世界にまで普及されているようです。OTOP商品は、食物、置物、衣類、装飾品などがあり、タイ国内に1万4千種以上あります。評価の基準のようなものがあり、「5つ星」が最高だそうです。
タイでは2000年にタクシン首相が、「農村の活性化と所得向上」を選挙公約とし、首相に就任すると、OTOPを重点政策として推進し始めました。その際、大分県に一村一品運動の視察に訪れていたそうです。その公式の目的は、「農村にすでにある資源と伝統の知恵や技術を生かし、商品の生産および販売によって農民の所得向上を図り、農村部の振興を目指す」というものだそうです。
BAACの他に、タイ・イスラム銀行、ビレッジファンド(100万バーツ基金)などからの融資を受けることができます。一村一品運動はタイだけにとどまらず、韓国、中国、フィリピン、など他のアジア諸国にも広がっています。ただ、タイの一村一品運動は、農村経済に大きな成果をもたらしているかのように見えますが、タクシン首相の巧みな宣伝手法のためのようで、経済効果としてはたいした事はないようです。
(ホームページを参考)