信頼の社労士  「千葉県柏」の  社会保険労務士  小田一哉 -4ページ目

マクドナルド定年制廃止

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。





ちょっと前のニュースでマクドナルドが、「定年制の廃止」を廃止する、というニュースがありました。

要は、一度撤廃した定年制を、再び導入するという見直しを行ったということです。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111128-00000023-mai-soci



定年という区切りがなくなり、後進へのノウハウの伝承に支障が出たり、

自らのポジションを守ろうとしたり、

新しい分野への挑戦に消極的になったり、することで、

波風を立てずに ”平穏無事で” と考える社員もでてきた、


それで組織が動脈硬化をおこし、定年制を再び導入することになったということです。




高齢化社会となり、年金支給開始年齢も65歳から引き上げられる可能性も出てきて、

高齢者の雇用がとても大切な問題になっています。

「だから定年廃止」ということになったのでしょうが、考えてみれば無条件で働きたいだけ働ける、

これはいびつな労務構成を招いてしまうリスクはあるし、

なかなか会社を発展につなげることも難しい。



たとえば定年年齢を過ぎても働きたい、定年なんて関係なく働きたい、と思っている人がいれば、

自分の仕事のスキルをしっかりと磨き、どの組織でも働くことができるつけるべきでしょう。

冬のボーナス、東電社員はいくら?

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。





東京電力の一般職(組合員)への支給額は、基準内給与1カ月分。

額にすると37万4000円となる。

前年冬の84万4000円から約55%減で、この夏の支給額40万1000円からも3万円近く減少した。


http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1112/02/news013.html





「まだまだボーナスは多い」と思う人もいれば、

「これだけ額を減らしたのでだから、効果あり・・・」と思う人もいるでしょう。


個人的には「多い」と思っています。







生産性を上げる、効果はどこへ行く?

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。





そもそも生産性を上げるって、どういうことなのか?


無駄な時間をなくして、時間効率を良くしろってこと?

もっと集中力を高めて能率を上げろってこと?

あるいは、「それまで3人でやっていたことを1人でやれ!」

「少ない人数で中国人や韓国人、インド人に負けないように死ぬ気で働け!」と

激務を強いるってことなのか?


生産性を上げて、豊かになるのは会社? トップ? それとも働く人? 


最近やたらと言われている「生産性を上げる」という言葉の意味が、申し訳ないけど

私にはよく分からない。

いや、果たしてその意味を理解している人がどれほどいるのだろうか。



http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20111129/224667/?P=1



『生産性を上げる』、または『効率を上げる』、仕事をしているとよく使う言葉です。

でも、よく意味がわからない言葉でもあります。


生産性を上げて人を減らし、業務を見直すと、生産性も効率も上がるでしょう。


そして豊かになるはずなのですが、実際は労働者レベルではそうでもありません。

その生産性の効果はどこに行っているのでしょうか?


甘い汁を知っている人がいる?

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。




インターネットでこんな記事がありありました。



現在、就職市場では「正社員志向」が高まっている。だが、たとえ正社員で採用されたと

しても、この不況のご時世だとリストラに遭ったり、または会社がいつ倒産してもおかしくない。

そんなときに心強いのが「手に職」を持っている技術系労働者だ。

だが彼らの仕事も、軒並み単価が下がる傾向にあるという。

かつては安定の代名詞だった「国家資格」保持者の建築設計士の42歳男性は、こう憤(いきどお)る。

「こんなギャラじゃ、とてもじゃないけどやってらんねえ! 工務店の依頼を受けて戸建住宅の設計図面

を作ってるんだけど、

10年前じゃ売出し価格の10%が取り分だったのに、今じゃたったの3%だぞ。


1000万円の戸建てなら、ギャラが100万円から30万円に減ったってことになる。

生活苦で辞めていった同業者もたくさん見てきたよ。俺たちの技術を安く見んじゃねえ!! 


理由? そりゃ仕事が減って競争がきつくなったから……。

いや、違うな。俺たちが苦しんでる分、間違いなく誰かが甘い汁吸ってんだろ!」


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111130-00000304-playboyz-soci




私の顧問先でも、製造業などのは軒並みコストダウンを要請され、苦しい経営が続いています。

特に大手からは相当厳しいコストダウンが・・・

だから忙しくてもあまりもうからない・・・

いや違うな・・・

上記記事の一番下の行の下線部太字、まさにこれかもしれない、


確かに「甘い汁をすっている」人はいるんだろうな~



でももう、こういう時代ではないでしょうね。




福島第一原発の吉田所長 退任

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。





福島第一原発の吉田所長が体調不良を理由に、退任しました。


我々の想像を絶する激務だったと思うし、相当のストレスも。

おそらく身も心も疲れきってしまったのだと思います。


とにかく原発の冷却装置が機能しなくなり、官邸の判断以上に自身の判断で海水を注入、

この現場での判断により、最悪の事態は避けることができた、


「吉田所長でなかったら・・・」と思うと、考えると怖くなります。




吉田所長から、現場での「しかるべき人間の判断が一番正しい」、ということを学びました。



お疲れさまでした。




<マクドナルド>定年制度復活 組織が“動脈硬化”で転換

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。





 「定年という区切りがなくなったために、後進を育成しようとの意識が薄れ、業務のノウハウや

情報の継承が後回しになってしまう場面があった」。

日本マクドナルド(以下、マ社)の広報担当者は定年制廃止のデメリットをそう語る。

具体的には、経理や法務の案件処理、店舗運営のノウハウなどの引き継ぎがうまくいかない

ケースがあったという。蓄積したものを抱え込み、業績を上げ続けることで、自らのポジションを

長く守りたいとの意識が生じたとみられる。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111128-00000023-mai-soci



マクドナルドは5年前に定年制を撤廃しました。

しかしまた復活です。


高齢者の雇用が活発になると、若者の雇用に影響を・・・




清武前代表を提訴へ 「取締役として忠実義務違反」

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。





プロ野球・巨人の人事をめぐり、清武英利前球団代表兼ゼネラルマネジャー(61)が

渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆=85)を批判し、

解任された問題で、巨人が清武氏を相手取り、損害賠償を求める訴えを起こすことが27日、分かった。

関係者によると、清武氏が11日に記者会見を開いたことや、コーチ人事構想を公表したことなどが、

巨人の取締役としての忠実義務違反で不法行為に当たるとして訴訟を提起する方針。

親会社の読売新聞グループ本社が訴訟に直接関わるかや、提訴の時期などは検討中という。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111127-00000032-mai-base



確かにこの問題、それぞれの立場があるだろうから、こんな形になってしまうのでしょうが、

でも何のために提訴するのかがどうしてもわかりません。


巨人側も自分たちの視点だけでなく、もっとファンの視点に立つべきではないか、

どうも”ファン”とか”野球そのもの”という視点が欠けているように感じるし、

地上波放送もなくなり、プロ野球界だっていろんな意味で過渡期でもあるのだから、

こんなことをやっている場合ではないでしょう。



ファン、野球そのものを中心と考え、巨人軍の体制をどうしていくべきか、考えることが必要です。

私個人としては、渡辺会長に身を引いていただく・・・


これで、この内紛はすっきりと解決するのではないかと思っています。


東電年金、最大4・25%下げ…賠償リストラ策

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。




東京電力が、退職者の企業年金について具体的な削減策を決め、対象者に通知したことが25日

明らかになった。

福島第一原子力発電所事故の賠償を進めるためで、給付利率の引き下げ幅は最大4・25%と

なる計画だ。年金に積み立て不足が生じていない企業が、退職者の年金をカットするのは極めて

異例だ。

12月1日にも社内に相談窓口を設け、12月中旬から全国で説明会を開く。受給権者の3分の2以上

の同意を得られれば、2012年度中にも削減に踏み切る。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111125-00001317-yom-soci




企業年金の減額、これを実施することは必要だと思います。

これをしないと被災者は納得しないでしょう。



障害者雇用、最高の36万人=前年比6.8%増―民間企業

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。




厚生労働省が25日発表した2011年(6月1日時点)の障害者雇用状況によると、民間企業の

雇用障害者数は36万6199人で、前年から6.8%増加し、過去最高になった。


改正障害者雇用促進法が昨年7月に施行され、前年の数値と単純に比較できないものの、

厚労省は「前年までのベースで計算しても4.8%増加しており、企業の障害者雇用は広がり

をみせている」としている。

全従業員に占める雇用率は1.65%で、過去最高だった前年から0.03ポイント低下した。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111125-00000124-jij-pol



全体的な雇用は厳しい状況ですが、障害者の雇用者数が過去最高になったというニュースが

ありました。

雇用障害者数が増え、過去最高を更新した理由、この理由はよくわかりませんが、

障害者の雇用者数が多くなったことは、とても良いことだと思います。


ただ雇用率が下がったということは、月30日以上働く人の雇用保険加入が義務付けされたため、

雇用率の分母である雇用保険被保険者の数が増えたという理由も1つあるでしょう。

民主、年金減額提言巡り賛否 方針示せず、政府側とズレ

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。






過去の物価下落時に特例で年金額が据え置かれ、今も本来より高い額が支払われている問題をめぐり、

民主党の年金作業チームは24日、元の水準に戻すために来年度から支給額を減らすかを議論した。


しかし、賛否両論で方向性は出ず、減額に前向きな政府側とは足並みがそろわなかった。

この問題をめぐっては、23日の政府の政策仕分けで「来年度からすみやかに本来水準に減額すべきだ」と

提言され、小宮山洋子厚生労働相も「私の見解として、やるべきだと考えている」と表明した。

これについて、作業チームの議員からは「受給者に配慮し過ぎると、将来世代を敵に回すことになる」と

いった容認意見が出た一方、「年金でギリギリの生活をしている人に影響が大きい」との慎重論も出た。



http://www.asahi.com/politics/update/1124/TKY201111240607.html




年金について考えるとき、今の厚労省は受給者を中心に考えます。

しかしこの発想、もう現実的ではないように思います。


今の若年層の視点に立ち、そして見直すことが大切だと思います。