雇用保険料率の引き下げの検討
千葉県柏の社会保険労務士 小田一哉です。
厚生労働省 雇用保険部会
雇用保険の失業等給付の収支状況、積立金の状況を勘案し、平成24年度より雇用保険料率
(失業等給付の部分)を、現行14/1000から10/1000へ引き下げるべきである。
※弾力的条項により、現在は12/1000が適用されている。
それを10/1000へ引き下げるべきだ、ということ
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001xf76-att/2r9852000001xfat.pdf
現在の雇用保険料率は、一般の事業で、15.5/1000、
この内訳は、以下の通りです。
失業等給付の部分の被保険者負担 6/1000、事業主負担 6/1000、
助成金等の事業を行っている雇用保険二事業(すべて事業主負担) 3.5/1000
12/1000が10/1000になるのだから、引き下げられた場合は、
6/1000の負担がそれぞれ、5/1000になるということです。