当たり前でなくなった
千葉県柏の社会保険労務士 小田一哉です。
地方自治体などの依頼で、私がこういったテーマで講演をすると、聴衆の半分は、婚活中の
独身の方々ではなく、そのご両親世代です。
ご両親世代にとっては、
「私たちが当たり前にしてきたことが、なぜ自分の優秀な娘や息子にはできないのか?」と、
とても不思議なのです。
なぜ、「当たり前のこと」ができないのか?
それは、現代では結婚が「当たり前のこと」ではなくなったからです。
自分の選択のうえで、結婚したいと思う人は結婚のための努力をする・・・・・
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http://news.goo.ne.jp/article/php/life/php-20110529-01.html
結婚は確かに一昔前は当たり前であった結婚、しかしその”結婚”をすることが当たり前で
なくなりました。
結婚だけでなく、就職だって同じかもしれません。
高校でも大学でも卒業すれば、以前は正社員として就職でき、それが当たり前でした。
今はそれも当たり前ではなくなってきています。
結婚が当たり前の時代であれば、本人が努力をしなくても、たとえば近所の人から
縁談を勧められたり、上司が間に入って交際がスタートしたり、世話を焼いてくれました。
それは結婚が当たり前だから、周りが放っておくことができなかったのでしょう。
当たり前の基準が変われば、皆が”結婚する”わけでもないし、結婚しない選択だってある、
だから近所の人も職場の上司もからも、縁談を勧められたりすることがなくなり、
自力で結婚相手を見つけないといけない、
そんな時代になってきたのでしょう。