厚生年金、パートに拡大…厚労省が改革案提示 | 信頼の社労士  「千葉県柏」の  社会保険労務士  小田一哉

厚生年金、パートに拡大…厚労省が改革案提示

千葉県柏の社会保険労務士  小田一哉です。






厚生労働省は23日、年金制度改革案を「社会保障改革に関する集中検討会議」(議長・菅首相)

に提示した。


厚生年金の適用範囲をパートや派遣社員などに拡大する施策が軸で、他に、厚生・共済の

被用者年金の一元化も主要な柱だ。


改革案では、公的年金の受給資格を得られる最低加入期間について、現在の25年から10年に

短縮することを検討するとした。

また、低所得者に基礎年金額を定額や定率で加算する制度を検討することを打ち出す一方、

高所得者に対しては、年金給付の減額や保険料の引き上げを検討するとした。


貧困・格差対策では、生活保護受給者の就労支援策の拡充などを盛り込み、生活保護について、

「国民の理解が得られるような基準のあり方を検討する」とした。



2011年5月23日21時16分 読売新聞)



厚生年金適用範囲の拡大・・・週20時間以上(現行30時間以上)であればパートでも社会保険

に見直す案が提出されました。


企業からの反発は大きいでしょうが、これは検討すべき大きな課題だと思います。