メンバーの悩みに
耳を傾け、共感し、
優しく寄り添う。
それが「良いリーダー」の
条件だと信じているなら、
その考えは今すぐ
捨てるべきです。
組織において、
リーダーが過度に
「個人の感情」に
同調することは、
結果として、
組織全体の視座を
引き下げることになります。
感情の渦に
一緒に飛び込むことは
「慈悲」ではありません。
それはただの
「巻き込まれ」です。
あなたがすべきことは、
相手の感情を
肯定することではなく、
その感情が
生まれてしまう
「場の歪み」を
冷徹に特定すること。
人は、構造的に
無理がある場所に
置かれたとき、
必ず「不満」や「不安」
というサインを出します。
そのサインを
感情論で処理して
しまえば、
本質的な問題は
永遠に解決されません。
必要なのは、
温かい言葉ではなく、
ノイズのない
クリアな環境設定です。
「寄り添う」という
受動的な姿勢を捨て、
「場を律する」という
能動的な監査に
徹しなさい。
それが、結果として
関わるすべての人を
守ることになるのです。
織田 凛