「チーム一丸となって」
「みんなで同じ方向を向こう」

リーダーが掲げる
この美しいスローガンが、
実は現場のパフォーマンスを
著しく低下させている
ケースが多々あります。

無理に「同じ色」に
染まろうとする場には、
ある種の同調圧力が生まれ、
個々の鋭い違和感や
独自の視点が
殺されてしまうからです。

真に強い場とは、
全員が仲良く
手を取り合っている場所
ではありません。

たとえ個々の性格が
バラバラであっても、
「共通の目的(ゴール)」
に向かうための
構造的な役割分担が
機能している場所です。

「一致団結」を強いるのは、
リーダーが構造で
人を動かすことを
放棄し、
感情という不安定な
接着剤に頼っている証拠です。

人の心を
一つにまとめようと
躍起になるのを
やめなさい。

代わりに、
異なる視点を持つ個々が、
そのままの状態で
成果へと繋がる
「導線」を設計すること。

調和を求めるのではなく、
機能的であることを
最優先に置く。

その冷徹な割り切りが、
結果として
最も風通しの良い、
自律的なチームを作ります。

織田 凛