関西で活動しているフリーアナウンサー&動画クリエイターの小田根実穂です。

 

動画を始めたいけど

いまいち踏み切れない。

 

そんなあなた。

 

理由として

 

✅カメラの前で話すマインドが育っていない

 

という心当たりがあれば

このまま読み進めてくださいね。

 

「動画」にもいろいろありますが、

自分自身のことを知ってもらうには

 

顔出し カメラ目線

 

は必須。

 

でも…

 

・うまく話せるかな

・表情は大丈夫かな

・カメラの前だと硬くなっちゃうな

 

という心配事が先に立って

 

動画を始めたいのに始められない

 

という、状況に陥っているのではないでしょうか?

 

私は、元々あがり症の普通のOLでした。

一念発起してフリーアナウンサーに転身して

かれこれ25年。

 

今ではそれなりにできるようになりましたが、

まだまだ、カメラの前やマイクの前だと緊張するし、

「うまくやらなきゃ」が先に立ってしまうことも

数多くあります。

 

そんな私だからこそできるアドバイス…

というとおこがましいのですが、

最後までお読みいただけると嬉しいです。



 

私が初めてカメラの前で話した時
 
私がカメラの前で初めて話したのは
(お仕事として)
タレント・アナウンサー養成所を卒業して
まもなくの時。
 
1年間の養成所期間中、
アナウンサーの「卵」だったわけですが、
「卵」の頃から、マインドだけは鍛えていました。
 
養成所は養成所にすぎず、
この期間人前に出ることは全くありませんでした。
毎日のレッスンでは
30人ほどの同期がいるだけ。
あ、もちろん、先生も。
 
何も知らない、ウブだった私は(笑)
真面目だったこともあり、
この小さなコミュニティの中で
自分のマインドを
 
アナウンサー・タレント
 
に育てていきました。
 
育てたといっても、やったことといえば
 
いつでもプロとして使ってもらえる
=それにふさわしい私、という
根拠のない自信を持ち続けることだけ。
 
それを持ち続けることができたのは、
「もう、それになる!」と決めていたからです。
今振り返って見ても、当時の私は本当に強かったですね(笑)
 
 
そして、現場に出てカメラの前で話す時がやってきました。
確か、レポーターとして
イベント会場でインタビューをしたんだと思います。
 
その時の事は
 
全く覚えていない(笑)
 
上手くやるとか、そんな事は考える余裕はなく、
ただただ、何かわからないけど根拠のない自信満々の若造が
全力で仕事をしただけでした。
 
現場を踏めば踏むほど怖くなる
 
そんなデビューだった私ですが、
その後、様々な現場を踏むことになりました。
 
テレビのレポーターとして使ってもらう事はありましたが、
元々「あがり症」のため
それが裏目に出て
いい仕事ができない。
仕事をすればするほど、落ち込むことが多かったです。
 
空気を読むのが上手すぎて、
当時のスタッフさんの反応を見て、
ああ、いまいちだったんだ…と
その場で落ち込み
萎縮してしまう、負のスパイラル。
 
そうこうしているうちに、
テレビのお仕事よりも
ラジオや司会のお仕事が多くなりました。
 
私を鍛えてくれたのは、何よりも「司会」の仕事。
 
カメラの前で話すわけではないのに、
「司会」という仕事が
カメラの前で話すことを怖がらない自分に
成長させてくれたのです。
 
司会をしていたから
ラジオの仕事も怖くない。
生で言葉を紡いでいくのは
どちらの仕事にも共通点があったから、なのでしょう。
 
気がつけば
 
司会でも、ラジオでもない
 
カメラの前で話すこと
 
が、自然にできるようになっていました。
 
誰だって上手くやりたい
 
私がカメラの前で話すのが怖かった時代、
 
「上手くやらなきゃ」
 
という思いが、まずありました。
 
「上手くやらなきゃ」
どこを向いているかというと
 
自分自身
 
残念ながら、そうなんですよね(涙
 
カメラの向こうにいる人を見ていない。
自分自身しか見ていないから
「上手くやらなきゃ」
 
あと、見えていたとして
周りのスタッフの方。
スタッフの方に向けて
「上手くやらなきゃ」
 
そう、誰だって、上手くやりたいものです。
カメラの前で話すなら
 
綺麗に映って
素敵な話し方をして
キラキラ輝いている
 
そんな自分が理想です。
そう思うのは当然のことだと思うのです。
 
でも、一番自分にブレーキをかける
悪魔の囁きにもなるのです。
 
「上手くやらなきゃ」を捨てること
抵抗なく動画に臨むことができる
大きなポイントになります。
 
 
大切なのは何?伝えたい事は何?
 
私が「司会」の仕事で鍛えられた理由は
 
目の前に人がいたこと
 
が、大きなポイントになります。
 
私は、約2,000組のブライダル司会を経験しました。
披露宴という場所は、
スポンサー様とお客様が時と場所を同じくする場です。
 
新郎新婦の思い
門出をお祝いするお客様の思い
親御様やご親族の思い
 
それぞれを汲み取って言葉にして
その場でリアクションを頂く場です。
 
最終的に
「おめでとう」
「きょうは本当にいい日だった」
「お幸せにね」
「ありがとう」
「これからもよろしくね」
を共有するという目標があります。
 
この経験があって、
 
カメラの前で話す
ラジオ(音声コンテンツ)で話す
 
が、抵抗なくできるようになったんです。
 
 
「伝えたい事」や「大切な事」が、明確になっている
 
これも、カメラの前で話すポイントといえます。



 
まとめ
 
ここまで、長々と話してしまいましたが、
カメラの前で話すためのポイントをまとめると
 
✅小さなコミュニティでいいから話す経験を積む
✅「上手くやらなきゃ」という気持ちを捨てる
✅「伝えたいこと」「大切なこと」を明確にする
✅自分に向けてではなく、伝えたい相手を向くこと
 
私の経験談からのお話でした。
 
 
とはいえ、
よし!明日からやるぞ!
なんて、なかなかできないものかと思います。
 
どれか1つでもいいから、
心の片隅に置いておくだけでも
少し気が楽になるでしょう。
 
動画に出演するのは
経験が物を言います。
 
とにかく先ずは、
 
やってみる
 
の精神も大切です。
 
 
 
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